「渋滞にはまって返却時間に間に合わないかも…」
タイムズカーで初めてのロングドライブを控えていると、こんな不安を感じることがあります。
結論からお伝えすると、返却予定時間の1分前まで延長可能です。
アプリで簡単に操作できるので、手順さえ知っておけば焦る必要はありません。
ただし、延長手続きをせずに返却が遅れると、通常料金の2倍が課金されます。
3回繰り返すと会員資格の取り消しもあり得るため、ルールを正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、延長の手順・料金計算・ペナルティに加え、「そもそも遅れないための時間管理術」まで解説します。
タイムズカーの延長ルール|基本を押さえる
まず、延長に関する基本ルールを整理します。
「延長ってどうやるの?」「いくらかかるの?」という疑問を解消しましょう。
延長できる条件と上限
タイムズカーの延長には、いくつかの条件があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 延長の期限 | 返却予定時間の1分前まで |
| 延長できる条件 | 次の予約が入っていない場合のみ |
| ショートプランの延長上限 | 最大72時間 |
| パックプランの延長上限 | 最大6時間の時間料金追加 |
| 操作手段 | タイムズカーアプリ or カーナビ |
ポイントは「1分前まで」という期限です。
返却時間を過ぎてからでは延長操作ができないため、「遅れそう」と思った時点で早めに手続きしてください。
パックプランの場合、延長は最大6時間まで。
たとえば6時間パックを利用中なら、最大で12時間分(6時間パック+延長6時間)まで延ばせる計算です。
ただし、上位パック(12時間パックなど)への自動切り替えはありません。
延長料金の計算方法
延長手続きをした場合、追加される料金は通常の時間料金(15分単位)です。
| クラス | 通常の時間料金(15分) |
|---|---|
| ベーシック | 220円 |
| ミドル | 330円 |
| プレミアム | 440円 |
パック料金を超過した場合も、15分単位のショート料金が加算されます。
上位パックへの自動切り替えは発生しないので、「6時間パックを超えたら12時間パック分まるごと請求」といった心配は不要です。
具体的な例を見てみましょう。
6時間パック: ベーシック4,290円で予約して、30分超過した場合の料金は以下の通りです。
- 6時間パック料金: 4,290円
- 超過30分(220円×2): 440円
- 合計: 4,730円(+距離料金)
パック料金に440円の追加で済むため、想像よりも大きな出費にはなりません。
パック料金の全体像については、以下の記事でまとめています。

延長手続きなし(無断延長)の料金
延長手続きをしないまま返却が遅れると、通常料金の2倍が課金されます。
| クラス | 通常(15分) | 無断超過(15分) |
|---|---|---|
| ベーシック | 220円 | 440円 |
| ミドル | 330円 | 660円 |
| プレミアム | 440円 | 880円 |
たとえばベーシッククラスで30分の無断超過をすると、440円×2=880円です。
同じ30分でも、延長手続きをしていれば440円で済みます。
手続きひとつで料金が半額になるため、遅れそうなときは必ず延長操作を行ってください。
\ パック料金の全体像を詳しく知りたい人はこちら /
タイムズカー料金完全ガイドを読む →延長の具体的な手順|アプリとカーナビ
延長ルールを理解したところで、実際の操作手順を確認しましょう。
「当日パニックにならないための予習」として読んでみてください。
アプリで延長する手順
タイムズカーアプリからの延長は、以下の手順で行います。
- タイムズカーアプリを開く
- 利用中の予約を選択する
- 「延長」ボタンをタップする
- 延長したい時間を選択する
- 内容を確認して「確定」をタップする
操作自体は1分もかかりません。
ただし、運転中のスマホ操作は道路交通法違反です。
絶対にハンドルを握りながら操作しないでください。
安全に延長操作をするには、以下の方法がおすすめです。
- コンビニや道の駅の駐車場に停車してから操作する
- 高速道路ならSA・PAに立ち寄ってから操作する
- 同乗者がいれば、操作を代わりにお願いする
友人と一緒に遠出しているなら、助手席の人にアプリ操作を頼むのが一番スムーズです。
カーナビで延長する手順
カーナビが搭載されている車両であれば、車内のナビ画面から延長操作もできます。
停車中にナビのメニューから「予約延長」を選択し、延長時間を指定するだけです。
ただし、一部の車種にはカーナビが搭載されていない場合があります。
その場合はアプリからの延長のみとなるため、出発前にアプリが正常に動作するか確認しておくと安心です。
延長できない場合の対処法
延長しようとしたら「延長できません」と表示されることがあります。
これは、次の予約者が入っているためです。
この場合は、以下の順番で対処しましょう。
- 延長時間を短くして再試行する(2時間延長が不可なら30分で試す)
- それでも不可なら、タイムズカーに電話する
電話番号: 0120-24-5037(24時間対応・通話無料)
電話では以下の内容を確認してください。
- 別のステーションへ返却(回送)できるか
- 超過料金の精算方法
- 次の予約者への影響と対応
「延長できないから黙って遅れる」のが最悪のパターンです。
延長不可でも、電話で相談すれば適切な対応策を案内してもらえます。
延長中・超過中に万が一事故が起きた場合の対応は、以下の記事を参考にしてください。

返却遅れのペナルティ|3回で会員資格取り消し
「遅れたらどうなるのか」を具体的に知っておくと、延長手続きの重要性がよくわかります。
ここでは無断超過のペナルティと料金シミュレーションを確認しましょう。
無断延長のペナルティ一覧
延長手続きをせずに返却が遅れた場合、以下のペナルティが発生します。
| 状況 | ペナルティ |
|---|---|
| 無断超過(1回目) | 通常料金の2倍で課金 |
| 無断超過を3回繰り返した場合 | 3回で会員資格取り消し |
| 次の予約者に迷惑をかけた場合 | 警告〜会員資格取り消し(回数に関わらず) |
とくに注意したいのは、次の予約者がいる場合です。
回数に関係なく、1回の無断超過であっても、次の利用者に影響が出れば重い処分になる可能性があります。
超過料金のシミュレーション
延長手続きの有無で、料金がどれだけ変わるかを表にまとめました。
| 超過時間 | クラス | 延長手続きあり | 延長手続きなし(2倍) | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| 15分 | ベーシック | 220円 | 440円 | +220円 |
| 15分 | ミドル | 330円 | 660円 | +330円 |
| 15分 | プレミアム | 440円 | 880円 | +440円 |
| 30分 | ベーシック | 440円 | 880円 | +440円 |
| 30分 | ミドル | 660円 | 1,320円 | +660円 |
| 30分 | プレミアム | 880円 | 1,760円 | +880円 |
| 1時間 | ベーシック | 880円 | 1,760円 | +880円 |
| 1時間 | ミドル | 1,320円 | 2,640円 | +1,320円 |
| 1時間 | プレミアム | 1,760円 | 3,520円 | +1,760円 |
| 2時間 | ベーシック | 1,760円 | 3,520円 | +1,760円 |
| 2時間 | ミドル | 2,640円 | 5,280円 | +2,640円 |
| 2時間 | プレミアム | 3,520円 | 7,040円 | +3,520円 |
ベーシッククラスで1時間の無断超過をすると1,760円。
延長手続きをしていれば880円で済みます。
手続きひとつで差額880円は大きいです。
渋滞で「間に合わないかも」と感じた瞬間に延長操作をすれば、余計な出費を防げます。
次の予約者がいた場合のトラブル
無断超過で最も避けたいのが、次の予約者への影響です。
あなたの返却が遅れると、次に予約している人が車を使えなくなります。
タイムズカー側で代替車両を手配するケースもありますが、ステーションによっては代車の確保が難しいこともあるでしょう。
悪質と判断された場合は、損害賠償を請求される可能性もゼロではありません。
延長不可の表示が出たとしても、黙って遅れるのではなく、まず電話で相談してください。
オペレーターが状況に応じた対処法を案内してくれます。
返却手順そのものに不安がある人は、基本の返却フローを以下の記事で確認できます。

そもそも遅れないための時間管理術
延長の方法やペナルティを知っておくのは大切です。
しかし、そもそも遅れない工夫をしておけば、延長操作すら不要になります。
ここからは、返却遅れを防ぐ3つのテクニックを紹介します。
予約を30分〜1時間長めに取る(早期返却でOK)
最もおすすめの方法がこれです。
タイムズカーは実利用時間分のみ課金されるため、予約時間より早く返却すれば、実際に使った分だけの料金になります。
たとえば12時間パックで予約して8時間で返却した場合、8時間分の料金しかかかりません。
「長めに予約すると余分にお金がかかるのでは?」という心配は不要です。
予約を30分〜1時間長めに取るのが、返却遅れを防ぐ一番シンプルな保険といえるでしょう。
パックプランを選ぶ際の判断基準も整理しておきます。
| パック | ベーシック料金 | こんなときに選ぶ |
|---|---|---|
| 6時間パック | 4,290円 | 近場のお出かけ(片道30分〜1時間) |
| 12時間パック | 5,500円 | 遠出・渋滞リスクのあるドライブ |
| 24時間パック | 6,600円 | 日帰り旅行・長時間利用 |
6時間パックと12時間パックの差額は1,210円です。
渋滞が予想される週末の遠出であれば、12時間パックを選ぶほうが精神的にも金銭的にも安心できます。

返却30分前にリマインダーを設定する
返却30分前にリマインダーを設定しておくと、うっかり時間を忘れる事態を防げます。
買い物やレジャーに夢中になっていると、返却時間は意外とすぐに来るものです。
リマインダーが鳴ったら、以下の時間を逆算して行動を始めましょう。
| 作業 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| ステーションまでの移動 | 10〜15分 |
| ガソリンスタンドでの給油 | 5分 |
| 車内の清掃・ゴミ回収 | 5分 |
| 忘れ物チェック | 2分 |
合計で25〜30分ほどかかります。
「あと30分」と通知されたら、そろそろ帰り支度を始めるタイミングです。
スマホのアラームやリマインダーアプリで、予約確定時にすぐセットしておくのがおすすめです。
渋滞を見越した出発・帰宅計画
遠出のドライブでは、渋滞を想定した計画を立てておくと安心です。
- 出発前にGoogleマップで帰路の渋滞予測を確認する
- 週末の渋滞ピーク(16〜18時)を避けて早めに帰路につく
- 高速道路利用時はSA・PAでの休憩時間も計算に入れる
- GW・お盆・年末年始は予約時間を通常より1〜2時間長めに取る
たとえば御殿場アウトレットから東京への帰路は、日曜の夕方に東名高速が混みやすいです。
15時頃には出発するか、12時間パックで余裕を持たせておくと焦らずに済みます。
「渋滞で2時間ロスして超過料金1,760円」よりも、「12時間パックにして差額1,210円で安心」のほうが賢い選択です。
\ 長めに予約する戦略を含むカーシェア節約術はこちら /
カーシェア節約術を読む →給油割引を活用して余裕をつくる
タイムズカーには、返却前の給油で特典がもらえる仕組みがあります。
時間管理のリズムづくりにも使えるテクニックなので、覚えておいて損はありません。
給油30分割引eチケットの仕組み
ステーションへの返却前にガソリンスタンドで給油すると、給油で30分eチケットがもらえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 条件 | 20リットル以上の給油 |
| 特典 | 30分のeチケット(次回利用時に適用) |
| 適用タイミング | 返却処理後に自動付与 |
eチケットは次回の利用料金から30分相当額が割引されます。
ベーシッククラスなら440円分(220円×2)、ミドルクラスなら660円分のお得です。
給油割引の詳細は以下の記事で解説しています。

給油を「時間管理のアンカー」にする
給油のメリットは、30分eチケットだけではありません。
「帰りに給油する」という行動を返却準備のきっかけにできます。
おすすめのルーティンは以下の通りです。
- 返却の30〜40分前に最寄りのガソリンスタンドへ向かう
- 給油中に車内の清掃・忘れ物チェックを済ませる
- 給油完了後、そのままステーションへ返却に向かう
「帰りに給油 → ステーション返却」をセットで習慣化すると、返却前のバタバタがなくなります。
給油がリマインダー代わりになるため、時間管理に自信がない人にもぴったりの方法です。
まとめ|延長の手順を知っていれば焦らない
タイムズカーの延長ルールと返却遅れの対策をまとめます。
- 延長は返却予定時間の1分前まで、アプリまたはカーナビで操作可能
- 延長手続きなしの無断超過は通常料金の2倍。3回で会員資格取り消しになる
- 最強の対策: 予約を30分〜1時間長めに取る(早く返せば実利用分のみ課金)
- 返却30分前にリマインダーを設定し、帰り支度のタイミングを逃さない
- 帰りに給油すると30分eチケットがもらえ、時間管理のアンカーにもなる
手順を知っていれば、渋滞にはまっても慌てる必要はありません。
延長操作を事前に把握して、安心してドライブを楽しんでください。
ナイトパック利用時の延長ルールは、以下の記事で確認できます。

また、タイムズカーの入会時に紹介コードで60分eチケットがもらえます。
友人にカーシェアを紹介するときは、以下のコードをお使いください。



