「タイムズカーで予約しようとしたら、近くのステーションが全部埋まっていた」——そんな経験はありませんか。
週末や連休前はカーシェアの争奪戦になりやすく、1社だけに頼っていると急な予定変更に対応できないことがあります。
そこで注目したいのがdカーシェアです。
dカーシェアはドコモが提供するカーシェア予約アプリで、入会費・月額料金が完全無料。オリックスカーシェア・三井のカーシェアーズ・カリテコ・トヨタシェアなど複数のカーシェア事業者を1つのアプリで予約でき、dポイントまで貯まります。
この記事では次の3点をわかりやすく解説します。
- dカーシェアの仕組みと提携事業者
- 料金体系とdポイント還元の活用法
- アプリ登録から返却までの手順(7ステップ)
タイムズカーとの賢い使い分け方もまとめていますので、最後まで読んでみてください。
\ 月額0円で複数カーシェアをまとめて使う /
dカーシェアを無料で始める →dカーシェアとは?アグリゲーター型の仕組みをわかりやすく解説
dカーシェアとは、NTTドコモが運営するカーシェア・レンタカーの予約アプリです。
通常のカーシェアは「タイムズカー会員になる」「オリックスカーシェア会員になる」と、それぞれのサービスに個別入会する必要があります。
一方、dカーシェアは複数のカーシェア・レンタカー事業者と連携したアグリゲーター型(予約一括管理型)のプラットフォームです。
1つのアプリに登録するだけで複数社の車を予約でき、スタンドアロンの会員証を何枚も持つ必要がありません。
提携事業者と特徴一覧
2026年時点で提携しているカーシェア事業者は以下のとおりです。
| 事業者 | 特徴 | 主なエリア |
|---|---|---|
| オリックスカーシェア | 全国最大級のステーション数。法人利用にも強い | 全国主要都市 |
| 三井のカーシェアーズ(旧カレコ) | 首都圏・関西に強く、マンション駐車場設置が多い | 首都圏・関西中心 |
| カリテコ | 中部エリアに強い地域密着型。軽自動車も豊富 | 東海・中部 |
| トヨタシェア | トヨタディーラー発のカーシェア。新車・SUV多め | 全国(ディーラー拠点) |
さらに、レンタカー8社とも提携しています。
- トヨタレンタカー
- オリックスレンタカー
- ニッポンレンタカー
- タイムズカーレンタル
- バジェット・レンタカー
- スカイレンタカー
- エックスレンタカー
- 七星自動車(ナナジャン)
長距離旅行ではレンタカー、近距離の日常使いはカーシェアと、用途に合わせて使い分けられるのが強みです。
ドコモユーザーでなくても使える
「dカーシェア」という名前から「ドコモ回線がないと使えないのでは?」と思う人も多いですが、それは誤解です。
必要なのはdアカウント(無料)だけ。ドコモ回線の契約は一切不要で、au・ソフトバンク・格安SIMユーザーでも普通に登録できます。
ただし、支払い方法のひとつである「ドコモ払い(携帯料金との合算)」はドコモ回線ユーザー限定です。
VISA・MasterCard・AMEX・dカードは回線を問わず利用できるので、支払い方法に困ることもありません。
dカーシェアの料金体系を完全解説
dカーシェアは入会費・月額料金が0円ですが、車を使った分だけ利用料金が発生します。
料金は「時間料金+距離料金」の組み合わせで、提携先によって金額が異なります。
時間料金・距離料金(提携先別比較表)
主要提携カーシェアの料金目安は以下のとおりです(コンパクトカークラス・税込)。
| 事業者 | 15分あたり料金 | 距離料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| オリックスカーシェア | 220円〜 | 16円/km(6時間超) | 6時間以内は距離料金0円 |
| 三井のカーシェアーズ | 220円〜 | 16円/km(6時間超) | 月額プランあり(直接申込のみ) |
| カリテコ | 198円〜 | 16円/km(6時間超) | 中部エリア最安クラス |
| トヨタシェア | 220円〜 | 18円/km(6時間超) | 新型車・ミニバン多め |
距離料金は6時間以内の利用なら0円。市内の日常使いなら時間料金のみで計算できます。
6時間を超える場合でも、長距離ドライブは翌日返却のレンタカー利用に切り替えると割安になることがほとんどです。
dカーシェア経由 vs 直接申し込み、どちらが得か
正直にいうと、同じ事業者に直接申し込んだほうが時間料金は安くなるケースがあります。
たとえば三井のカーシェアーズ(旧カレコ)の場合、直接会員なら月額プランで月額880円を払うかわりに10分あたりの料金が抑えられる仕組みがあります。
週3〜4回以上カーシェアをヘビーに使う人は、直接会員の月額プランのほうがコスパが良くなる場合があります。
一方で、月1〜4回程度のライトユーザーには「月額0円 × 複数社使い放題」のdカーシェアが有利です。
損益分岐点のイメージは「月に6時間未満の利用が合計3回以下」。この範囲なら月額プランの費用を上回ることはほとんどなく、複数社を比較しながら使えるdカーシェアのほうが柔軟といえるでしょう。
dポイント還元とdカード払いの活用術
dカーシェアで支払いをすると、121円(税込)につき1dポイントが貯まります。
さらに、支払い方法をdカードにすると追加で1ポイント還元(dカード利用分)が加算されます。
還元率の計算例を確認してみましょう。
- 月の利用合計が1,210円 → dカーシェアポイント10P + dカード利用ポイント12P=約22P
- 月の利用合計が3,000円 → dカーシェアポイント24P + dカード利用ポイント30P=約54P
貯まったdポイントはdカーシェアの支払いにも充当でき、実質的な割引として活用できます。
ドコモ経済圏を使っている人にとっては、日常のカーシェア利用がそのままポイント積み立てにつながります。
\ dポイントを貯めながらカーシェアを使う /
dカーシェアのアプリをDLする →dカーシェアの登録から返却まで7ステップ
「手続きが面倒そう」と感じている人も、ステップを分解してみると意外にシンプルです。
スマートフォン1台で完結するので、ここで流れを確認しておきましょう。
①〜③ アプリインストール・dアカウント作成・会員登録
① アプリをインストールする
App Store(iOS)またはGoogle Playから「dカーシェア」と検索してインストールします。
無料でダウンロードできます。
② dアカウントにログインする
dアカウントをすでに持っている人はそのままログインします。
持っていない場合は「dアカウント新規作成」から無料で作成できます(所要時間は5分程度)。
③ 免許証を提出して審査を受ける
アプリ内の案内にしたがって運転免許証を撮影してアップロードします。
審査は最短即日〜最大24時間以上かかることがあります。
週末や連休前は混雑する場合があるため、初回登録は余裕を持って平日に済ませておくのがおすすめです。
④〜⑦ 車の検索・予約・解錠・返却
④ アプリで車を検索・予約する
利用したい日時・エリア・車種クラスをアプリで絞り込み、空き車両を選んで予約します。
複数の提携事業者の車が一覧で表示されるため、料金や距離を比較しながら選べます。
⑤ 車のそばでアプリから解錠する
予約時間になったら車に近づき、アプリの「解錠」ボタンをタップします。
Felica対応スマートフォンや交通系ICカードをかざして解錠できる事業者もあります(事業者によって異なります)。
⑥ 利用する
車内にある備え付けのETC・保険証書を確認してから出発します。
ガソリン補充が必要な場合は、多くの事業者でカーシェア専用の給油カードが車内に備わっています。
⑦ 返却・施錠する
予約したステーションに車を戻し、アプリから「返却」操作をして施錠します。
ステーションの枠内に正確に駐車できているか確認してから操作しましょう。
返却が完了すると利用料金の確定メールが届き、支払いは自動引き落としで完了です。
dカーシェアのメリット・デメリット正直レビュー
dカーシェアのメリットとデメリットを正直に整理します。
「どんな人に向いているか」もあわせて確認してみてください。
メリット3選
1. 月額0円で複数社を1アプリで管理できる
入会費・月額料金が完全無料なので、「とりあえず登録しておく」ができます。
使わない月は一切コストがかからず、複数のカーシェア事業者を1アプリで切り替えられます。
4社分の会員証を別々に管理するより、dカーシェア1本に集約したほうが手間が大幅に減ります。
2. タイムズカーが空いていても別サービスで代替できる
タイムズカーが混んでいるときでも、dカーシェアから三井のカーシェアーズやオリックスカーシェアをすぐ検索できます。
複数の事業者に属するステーションが視野に入ることで、「近くに空き車両がない」状況が格段に減ります。
とくに都市部では提携事業者のステーションが徒歩圏内に複数あることも多く、直前予約でも対応しやすくなります。
3. dポイントが貯まる・使える
利用料金に応じてdポイントが貯まり、次回の利用時に充当できます。
dカード払いにすれば二重でポイントが積み上がるため、ドコモ経済圏ユーザーとの相性が抜群です。
デメリット2選(注意点)
1. 提携先に直接申し込むより時間料金が若干高くなる場合がある
三井のカーシェアーズなど月額プランを持つ事業者に直接入会すれば、ヘビーユーザーは時間単価を下げられます。
週に何度も使うほど利用頻度が高いなら、直接会員のほうがコスパが良い場面も出てきます。
2. 地方・郊外はステーション不足で恩恵が薄い
dカーシェアの強みは提携事業者のステーション密度にあります。
地方や郊外では提携事業者のステーションがそもそも少ないため、「複数社から選べる」メリットが活きにくい場合があります。
地方在住の場合は事前にアプリでエリアのステーション数を確認しておきましょう。
こんな人におすすめ
dカーシェアが特に向いているのは次のような人です。
- 月に1〜4回程度、カーシェアをライトに使うユーザー
- dポイントを積極的に活用したいドコモ・dカードユーザー
- タイムズカーをメインに使いながら、空きがないときの保険が欲しい人
- 複数のカーシェアサービスを比較しながら使いたい人
反対に、週3回以上ヘビーに使う人や、地方在住でステーション密度が低いエリアに住んでいる人には、直接会員の月額プランのほうが合うかもしれません。
タイムズカーとdカーシェアの使い分け方
タイムズカーはすでに全国最多クラスのステーション数を誇る優秀なサービスです。
では、タイムズカーの既存会員がdカーシェアにも登録する意味はあるのでしょうか。
結論として、「タイムズカー会員 + dカーシェア登録」の組み合わせが最も賢い選択といえるでしょう。
理由は3つあります。
1. タイムズカーが空いていないときの補完手段になる
週末や連休前はタイムズカーのステーションも混雑します。
そのとき、dカーシェアアプリを開けばオリックスや三井のカーシェアーズの空き車両をすぐ確認できます。
1本のアプリで完結するため、複数のアプリを切り替える手間がありません。
2. dカーシェアの月額コストはゼロ
dカーシェアは使わない月の費用が一切かかりません。
「保険として登録しておく」だけなら完全無料です。
二重課金の心配もなく、メインのタイムズカーを使い続けながらサブとして維持できます。
3. 利用頻度が低いならdカーシェア1本でも十分
月に1〜2回程度の利用なら、タイムズカーに直接入会せずdカーシェアだけで事足りるケースもあります。
タイムズカーへの直接入会は月額基本料金が発生するプランもあるため、ライトユーザーにはdカーシェアの月額0円モデルのほうが合理的です。
タイムズカーの使い方と登録手順を詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

よくある質問
Q1. ドコモ回線がなくても使えますか?
はい、使えます。
dカーシェアはdアカウント(無料)があれば誰でも登録可能です。
au・ソフトバンク・楽天モバイル・格安SIMユーザーでも問題ありません。
ドコモ払い(携帯料金合算)のみドコモ回線が必要ですが、クレジットカードやdカードで支払えば回線は関係ありません。
Q2. タイムズカーの既存会員証はdカーシェアでも使えますか?
タイムズカーの会員証はdカーシェアでは使えません。
dカーシェアはドコモ独自のプラットフォームであり、タイムズカーとは別の契約・会員登録が必要です。
ただし、dカーシェアの月額は0円なので、タイムズカー会員のままdカーシェアに追加で入会するのがおすすめです。
Q3. 審査にどのくらいかかりますか?
審査は最短即日〜最大24時間以上かかる場合があります。
平日の申請であれば数時間で完了することが多いですが、連休前や週末は混雑で遅れることがあります。
初めて使う予定日の前日までには登録を完了させておくと安心です。
Q4. 解約はいつでもできますか?
はい、アプリまたはdカーシェアのWebサイトからいつでも解約手続きができます。
違約金・解約手数料は一切かかりません。
月額0円なので「使わない時期は放置しておく」という選択肢もあり、無理に解約する必要はありません。
まとめ
dカーシェアのポイントを3点に整理します。
- 入会費・月額完全無料。使った分だけの料金体系でライトユーザーに最適
- 1アプリで複数社を一括管理。タイムズカーが空いていても別の事業者に即切り替え可能
- dポイント還元あり。dカード払いと組み合わせることで還元率を高められる
タイムズカーをメインで使っている人も、月額0円で補完登録しておくだけで車が取れない状況を大幅に減らせます。
登録はアプリ1つで完結し、dアカウントさえあれば最短5分で始められます。
まずはアプリをインストールして、試しに近くのステーションを検索してみてください。




