「また値上げか……」
Evernoteからそんなメールが届くたびに、ため息をついている人は少なくないはずです。
2025年のプラン改定で、Evernoteの有料プラン(Advanced)は年額13,949円になりました。
しかも、以前のPersonalプランのユーザーは通知を受けないまま自動的に高いプランへ移行させられたケースもあり、「気づいたら料金が上がっていた」という声が続出しています。
その一方で、Notionは個人利用なら今でも完全無料。
ノート数も端末数も無制限で使えます。
「でも、1,000件以上のノートを移行するなんて面倒そう……」と思っているなら、安心してください。
Notionには公式のEvernoteインポート機能があり、アカウント連携するだけで自動的にノートを移せます。
この記事では、EvernoteとNotionの料金・機能を最新情報で徹底比較したうえで、ノートをデータを消さずに移行する手順をステップごとに解説します。
乗り換え後のNotion活用法まで紹介するので、「移行してから使いこなせるか不安」という人にも役立つ内容です。
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Notionを無料で始める →なぜ今、EvernoteからNotionに乗り換える人が急増しているのか
Evernoteのユーザーが一気に乗り換えを加速させた背景には、単なる値上げ以上の「不信感の積み重ね」があります。
ここでは、Evernoteがどんな経緯をたどってきたのかを整理します。
繰り返すEvernoteの値上げと機能制限の歴史
Evernoteは2016年以降、繰り返し値上げと機能制限を行ってきました。
以下の表を見ると、その経緯がよく分かります。
| 時期 | 主な変更内容 |
|---|---|
| 2016年 | サービス開始以来初の値上げ。無料プランのデバイス制限(2台まで)が導入される |
| 2021年 | プラン再編。実質的な値上げと機能の整理が行われる |
| 2023年5月 | Personalプランが月額680円→1,100円に約62%値上げ。年額換算で9,300円超に |
| 2023年12月 | 無料プランのノート数が100,000個→50個に激減。ノートブックも250冊→1冊に |
| 2024年4月 | 日本法人(エバーノート株式会社)が解散。サービス継続は発表されたが不安が広がる |
| 2025年7月〜 | プラン名を「Starter」「Advanced」に変更。Starterのノート数が150,000→1,000個に激減。PersonalユーザーはAdvancedへ自動移行され、年額が大幅に増加 |
特に衝撃的だったのが、2023年12月の無料プラン改悪です。
それまで100,000個まで無料で作れていたノートが、突然50個に制限されました。
「ノート数は無制限」という安心感がEvernoteの最大の強みだったはずなのに、その根幹が崩れた瞬間でした。
さらに2025年7月の改定では、Starterプランのノート上限が1,000個に設定されています。
5年・10年と使い続けてきたユーザーは、1,000件を超えたノートが事実上使えなくなるという事態に直面しました。
「また変えられた」という体験が積み重なるにつれ、長年ユーザーの心は確実に離れていっています。
現在のEvernote料金(2026年最新)
2026年2月時点でのEvernoteのプランと料金は以下のとおりです。
| プラン | 月額(月払い) | 年額(年払い) | 主な制限 |
|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円 | ノート50個・ノートブック1冊・端末1台・月間250MBまで |
| Starter | 1,100円 | 年払いで約40%割引 | ノート1,000個・ノートブック20冊・端末3台 |
| Advanced | 1,799円 | 13,949円 | ノート無制限・ノートブック無制限・端末無制限 |
無料プランの現状は「ほぼ使い物にならない」と言っても過言ではありません。
ノート50個では、ちょっとしたメモ帳以上の使い方はできないでしょう。
まともに使おうとすると、ノート数無制限のAdvancedプランが必要になります。
そのAdvancedは年額13,949円。
月1,162円相当のコストを、毎月払い続けることになります。
「このまま払い続ける価値はあるのか?」——多くのEvernoteユーザーが今、この問いに直面しています。
EvernoteとNotionの機能・料金を徹底比較
Notionへの乗り換えを検討するなら、まず両者の違いを正確に把握することが大切です。
感覚的なイメージではなく、数字と機能で比べてみましょう。
料金比較(2026年最新版)
同じ「無制限で使いたい」という条件で比べると、EvernoteとNotionの差は歴然としています。
| 比較項目 | Evernote Free | Evernote Advanced | Notion Free | Notion Plus |
|---|---|---|---|---|
| 月額 | 0円 | 1,799円 | 0円 | 1,650円 |
| 年額 | 0円 | 13,949円 | 0円 | 19,800円 |
| ノート/ページ数 | 50個まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 同期端末数 | 1台のみ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ノートブック/ページ階層 | 1冊まで | 無制限 | 無制限(ネスト可) | 無制限 |
| ファイルアップロード容量 | 月250MB | 月20GB | ファイルあたり5MB | ファイルあたり5GB |
| ゲスト招待 | なし | あり | 5人まで | 無制限 |
Evernoteで「ノート数無制限・端末無制限」を実現するにはAdvancedプランが必要で、年額13,949円かかります。
一方のNotionは、Freeプランでもページ数・端末数ともに無制限です。
個人利用であれば、年額0円でEvernote Advancedと同等以上の機能を使えることになります。
機能比較(7項目)
料金だけでなく、機能面での違いも正直に比べてみます。
NotionはすべてにおいてEvernoteより優れているわけではありません。
それぞれの得意・不得意を把握したうえで判断しましょう。
| 機能 | Evernote | Notion | 優れている方 |
|---|---|---|---|
| メモ・ノート作成 | ◎ | ◎ | 引き分け |
| 画像内テキスト検索(OCR) | ◎(有料) | ✗(非対応) | Evernote |
| ウェブクリップ | ◎ | ○ | Evernote |
| データベース・管理機能 | ✗ | ◎ | Notion |
| AI機能 | △ | ◎(アドオン) | Notion |
| テンプレート | △ | ◎ | Notion |
| オフライン機能 | ◎ | △ | Evernote |
Evernoteが今も優れているのは、OCR(画像内テキスト検索)・ウェブクリップの完成度・オフライン機能の安定性の3点です。
とくに長年の有料ユーザーがEvernoteを手放せない理由の多くが「OCR」と「ウェブクリップ」です。
一方、Notionが圧倒的に優れているのはデータベース機能とテンプレートの豊富さ。
ノートを「ただ貯める」だけでなく、「整理して活用する」場面ではNotionに軍配が上がります。
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Notionを無料で始める →EvernoteからNotionへ乗り換えるべき5つの理由
比較表を見た上で、「それでもEvernoteを使い続けるか」を改めて考えてみてください。
乗り換えを後押しする理由を5つ、具体的にまとめます。
理由1 — 個人利用なら完全無料(年額0円 vs 13,949円)
これが最も強力な理由です。
Evernote Advancedに年額13,949円を払っている人が、Notionに乗り換えることで年間コストをゼロにできます。
5年間継続すれば約70,000円の節約です。
Notion Freeプランには、個人利用に必要な機能がほぼすべて揃っています。
「無料だから制限がある」という感覚は、少なくとも個人利用ではほとんど感じないはずです。
クレジットカードの登録も不要で、今すぐアカウントを作れます。
理由2 — ノート数・端末数が無制限(Freeでも)
Evernoteの値上げに怒りを感じる最大の理由のひとつが「ノート数の制限」です。
EvernoteのFreeプランはノートがわずか50個。
Starterでも1,000個という上限があります。
Notionのフリープランでは、ページ数に上限がありません。
1,000件のノートを持つユーザーも、10,000件のノートを持つユーザーも、追加費用なしでそのまま使えます。
端末数も無制限なので、スマホ・PC・タブレットを行き来しながら使っても問題ありません。
理由3 — データベース機能でEvernoteのタグを超えた整理術
Evernoteはノートにタグをつけてフィルタリングすることはできますが、そこまでです。
Notionにはデータベース機能があり、ノート(ページ)を表・カンバン・カレンダー・ギャラリーなどさまざまな形式で見られます。
たとえば「商談メモ」をデータベースで管理すれば、「会社名」「日付」「フェーズ」「担当者」といったプロパティで絞り込みや並べ替えが自由にできます。
Evernoteのタグ管理では実現できなかった、本格的な情報整理が可能になります。
理由4 — 公式インポート機能でワンクリック移行
「移行が大変そう」というのは、多くの人がEvernoteをやめられない理由のひとつです。
ところが、Notionには公式のEvernoteインポート機能があります。
Notionのサイドバーから「インポート」→「Evernote」を選択し、Evernoteアカウントでログインするだけで、ノートブックごと自動的に取り込んでくれます。
手動でノートをコピーする必要はありません。
ノート数が多い場合は時間がかかりますが、操作自体は非常に簡単です。
理由5 — NotionはEvernoteより値上げの実績が少ない
「Notionも結局いつか値上げするんじゃないか」という不安を持つ人は少なくありません。
確かに将来のことは分かりません。
ただ、Notionはこれまでのところ、Evernoteのように頻繁かつ大幅な値上げを繰り返してはいません。
Freeプランの内容(ページ無制限・端末無制限)も維持されており、「有料プランに誘導するために無料プランを締め付ける」という動きは今のところ見られません。
Evernoteとは異なるビジネス設計(チームや企業向けの有料収益を個人の無料を支える形)が机上にあるからこそ、個人の無料プランが充実したまま維持されていると考えられます。
[card url=”https://www.saku-info.net/entry/why-notion-is-awesome”]
乗り換え前に知っておきたい注意点
Notionへの移行を強くすすめる立場でありながら、正直に伝えたいことがあります。
NotionはEvernoteのすべてを代替するわけではありません。
乗り換えを後悔しないために、事前に把握しておくべき注意点を整理します。
Notionにない機能(正直に教えます)
以下の機能は、現時点でNotionにはありません。
- OCR(画像内テキスト検索): EvernoteはPDFや写真の中の文字をテキスト検索できます。名刺をスキャンして後から検索するような使い方をしていた人には、Notionで同じことはできません。これがEvernoteを手放せない最大の理由になっている人もいます
- オフライン機能の安定性: Evernoteはモバイルアプリのオフライン機能が充実しており、通信環境のない場所でもノートを快適に閲覧・編集できます。Notionもオフライン表示はできますが、同期の安定性ではEvernoteの方が上です
- Evernoteのタスクは移行されない: Evernote内で作成したタスク(チェックリスト形式の「タスク」機能)は、Notionへのインポート時に引き継がれません。チェックリスト自体は移行できますが、タスク専用の管理機能は別途Notionで設定が必要です
移行時の注意点
移行作業自体はシンプルですが、いくつか把握しておくべきことがあります。
- 画像・添付ファイルが一部崩れることがある: テキストのノートはほぼ問題なく移行できますが、画像の配置や書式が崩れることがあります。複雑なレイアウトのノートは移行後に手直しが必要です
- ノート数が多い場合は数時間かかる: 1,000件を超えるノートをインポートする場合、数時間から半日程度かかることがあります。時間に余裕があるタイミングで実行しましょう
- インポート前にENEXバックアップを取ること: インポート処理はEvernoteのデータを削除するものではありませんが、念のためENEX形式でバックアップを取っておくと安心です。万が一インポートがうまくいかなかった場合の保険になります
- 大きなノートブックは分けてインポートする: ノートブック単位でインポートできるため、一度に全部移そうとせず、重要なものから順番に試すと問題が起きたときに対処しやすいです
それでもNotionをすすめる理由
OCRとオフライン機能の点でEvernoteが優れているのは事実です。
ただ、この2点を「諦められる」なら、Notionへの乗り換えをためらう理由はほとんどなくなります。
「OCRは使っていない」「オフラインでメモすることはほぼない」という人は、Notionへの移行によるメリットがデメリットを大きく上回ります。
年額13,949円の節約に加え、データベース機能による情報整理の質の向上、豊富なテンプレートによる生産性アップなど、乗り換えで得られるものは多いです。
「とりあえず無料でアカウントを作って試してみる」だけなら、今すぐできます。
リスクはゼロです。
【ステップ別】EvernoteのノートをNotionに移行する方法
ここからは、実際の移行手順を詳しく解説します。
2つの方法があります。
通常はアカウント連携で移行できる「方法A」が簡単でおすすめですが、うまくいかない場合の「方法B」も紹介します。
事前準備 — EvernoteのノートをENEX形式でバックアップ
移行を始める前に、念のためEvernoteのデータをバックアップしておきます。
インポート作業でEvernoteのデータが消えることはありませんが、万が一に備えておくのが安心です。
- Evernoteのデスクトップアプリ(Mac/Windows)を開く
- 左サイドバーからバックアップしたいノートブックを右クリック(またはCtrl+クリック)する
- 「ノートブックをエクスポート」を選択する
- ファイル形式で「ENEX形式(.enex)」を選ぶ
- 保存場所を指定して「エクスポート」をクリックする
これでENEX形式のバックアップファイルが保存されます。
このファイルがあれば、いつでもEvernoteにデータを戻せます。
重要なノートブックが複数ある場合は、ノートブックごとにENEXファイルを作成しておくと管理しやすいでしょう。
方法A(推奨)— Notionの公式インポート機能を使う
最も手軽な方法です。
EvernoteアカウントとNotionを連携させることで、ノートブックを自動的に取り込めます。
- Notionのアカウントを作成する(notion.soの公式サイトからメールアドレスで無料登録)
- Notionを開き、左サイドバーの下部にある「設定」をクリックする
- 設定メニューの中から「インポート」を選択する
- 表示されるサービス一覧から「Evernote」をクリックする
- Evernoteのログイン画面が表示されるので、Evernoteのメールアドレスとパスワードでログインする
- インポートしたいノートブックを選択する(全部選んでもよい)
- 「インポート開始」ボタンをクリックして待つ
インポートが完了すると、Notionのサイドバーに「Evernote」というページが作成され、その中にノートブックごとのページが並びます。
ノート数が多い場合(1,000件超)は、インポートが完了するまで数時間かかることがあります。
インポート中はNotionを使い続けることができるので、バックグラウンドで処理させておいてかまいません。
インポートが完了したら、以下の点を確認しましょう。
- Notionのサイドバーにノートブックが作成されているか
- ノートのテキスト内容が正しく表示されているか
- 画像・添付ファイルが表示されているか(一部崩れる場合は手動修正)
- タグが正しく引き継がれているか
方法B — ENEXファイルを手動インポートする
方法A(アカウント連携)がうまくいかない場合や、Evernoteのアカウントに問題がある場合の代替手段です。
- 事前準備で作成したENEXファイルを用意する
- Notionを開き、「設定」→「インポート」に進む
- 「Evernote」または「ENEXファイル」を選択する
- 「ファイルを選択」からENEXファイルをアップロードする
- インポートが完了するまで待つ
方法Bはノートブック単位でのインポートになります。
ノートブックが多い場合は、ENEXファイルごとに繰り返し実行する必要があります。
手間はかかりますが、方法Aと同じようにノートのテキストや添付ファイルを移行できます。
移行後の確認チェックリスト
インポートが完了したら、以下のチェックリストで確認してください。
すべてを確認してから、Evernoteの解約や格下げを検討しましょう。
- 全ノートが正しくNotionに移行されているか(ノート数を数えて比較)
- 添付ファイル・画像が表示されているか
- タグがNotionのプロパティとして引き継がれているか
- 重要なノートの内容が読み取れるか(書式崩れのチェック)
- Evernoteのバックアップ(ENEXファイル)が手元に保存されているか
- 1〜2週間はEvernoteとNotionを並行利用して問題がないか確認する
並行利用の期間は、まずはNotionで新しいメモをとるようにしながら、過去ノートの参照はEvernoteでという形がおすすめです。
「Notionだけで問題ない」と確信できたタイミングで、Evernoteを解約または無料プランに格下げしましょう。
乗り換え後のNotion活用術(Evernoteユーザー向け)
Notionへの移行が完了したら、次はNotionを使いこなす番です。
「Evernoteのように使えるのか?」という不安を持つ人も多いですが、Evernoteに慣れた人ほどNotionの可能性に驚くはずです。
EvernoteのノートブックをNotionページに整理する方法
インポート直後のNotionは、Evernoteのノートブック構成がそのまま持ち込まれた状態です。
まずは基本的な対応関係を理解しておくと、Notionの使い方がスムーズになります。
| Evernoteの概念 | Notionの対応 | 補足 |
|---|---|---|
| ノートブック | ページ(親ページ) | 1ノートブック = 1Notionページとして整理するのが基本 |
| ノート | 子ページ | 各ノートが子ページとして格納される |
| タグ | データベースのプロパティ | データベース形式に変換するとタグをプロパティとして活用できる |
| スタック(ノートブックのグループ) | ページのネスト | サイドバーでページを入れ子にして階層化できる |
| 共有ノートブック | 共有ページ | ページ単位で招待リンクやメールで共有できる |
Evernoteでは「ノートブック」単位で情報を区切っていましたが、Notionでは「ページ」の中に「ページ」を入れ子にして階層化できます。
たとえば「仕事」という親ページの中に「営業」「企画」「採用」という子ページを作り、それぞれの中にさらにノートを格納する、といった構成が自由にできます。
Evernoteのタグをより高度に活用したい場合は、ノートをデータベースに変換することをおすすめします。
「商談メモ」をデータベースにして「会社名」「商談日」「フォローアップ状況」などのプロパティを追加すれば、Evernoteのタグ管理では到達できなかった情報管理のレベルに達します。
Notionで快適なメモ習慣を作る3つのテンプレート
Notionには公式・コミュニティ両方の豊富なテンプレートがあり、ゼロから構築しなくても即使えるものが多数あります。
Evernoteからの乗り換えユーザーに特におすすめの3つのテンプレート活用法を紹介します。
議事録・商談メモテンプレート
営業職など、会議や商談でメモをとる機会が多い人に最適です。
Notionのテンプレートギャラリーで「Meeting Notes」を検索すると、日付・参加者・アジェンダ・決定事項・次のアクションを整理できるテンプレートが見つかります。
これをデータベースで管理すれば、「先月の〇〇社との商談記録」などを素早く絞り込んで見られます。
ウェブクリップ一元管理ページ
EvernoteのWebクリッパーに慣れていた人は、NotionにもChrome拡張の公式Webクリッパー「Notion Web Clipper」があるので移行できます。
クリップしたページをデータベースに格納し、「カテゴリ」「読んだ日」「重要度」などのプロパティをつけておくと、後から必要な情報を探しやすくなります。
タスク・プロジェクト管理データベース
Notionはメモツールであると同時に、タスク管理・プロジェクト管理ツールとしても使えます。
「今月やること」「進行中」「完了」というステータスを持つデータベースを作ると、メモとタスクを同じNotion上で一元管理できるようになります。
Evernoteでタグや個別ノートでタスクを管理していた人は、Notionのデータベース機能への乗り換えが大きな改善になるはずです。
[card url=”https://www.saku-info.net/entry/notion-get-started”]
[card url=”https://www.saku-info.net/entry/notion-how-to”]
Notion無料プランで十分?有料プランが必要なケース
Evernoteからの乗り換えを検討している人が気になるのが「Notionも結局は有料にしないと使えないのでは?」という疑問です。
結論から言うと、個人利用であれば無料プランで十分なケースがほとんどです。
個人利用なら無料プランで十分なケース
以下のような使い方であれば、Notion Freeプランで何の問題もありません。
- 仕事のメモ・議事録・アイデア記録
- 読書ノート・学習記録
- 日記・習慣トラッカー
- ToDoリスト・タスク管理
- ウェブクリップの保存と整理
- 旅行・イベントの計画管理
これらはいずれも、Notion Freeプランで無制限に使えます。
Evernote Advancedで年額13,949円を払って実現していたことが、Notion Freeに移行することで年額0円になるわけです。
実際に「EvernoteからNotionに乗り換えて、Freeプランのまま1年以上使い続けている」というユーザーは多くいます。
Notion Plusプランを検討すべきケース
以下のような使い方をする場合は、有料のNotionプラスプラン(月額1,650円・年額19,800円)を検討する価値があります。
- チームや家族と共有・共同編集したい: Notion Freeのゲスト招待は5人まで。6人以上のチームで使う場合はPlusが必要です
- 大容量のファイルをアップロードしたい: Freeは1ファイル5MBまでの制限。動画や大きなPDFを頻繁にアップロードする人はPlusの1ファイル5GBが必要です
- Notion AIを本格的に使いたい: Notion AIは月額1,650円のアドオンで追加できます(プランとは別売り)。文章の要約・翻訳・草稿作成などを活用したい人に向いています
- バージョン履歴を長期間保持したい: Freeプランは7日間の履歴のみ。それ以上が必要な場合はPlusの30日間履歴が役立ちます
Evernoteからの乗り換え直後は、まずFreeプランで十分かどうかを試してみましょう。
必要性を感じてからPlusに切り替えれば十分です。
[card url=”https://www.saku-info.net/entry/notion-pricing”]
よくある質問(FAQ)
EvernoteからNotionへの移行について、よく寄せられる質問に答えます。
Q1: EvernoteからNotionに移行するとデータは消えますか?
消えません。Notionへのインポートは、EvernoteのデータをNotionにコピーする処理です。
Evernoteのデータはインポート後もそのまま残ります。
インポートが完了した後も、しばらくはEvernoteとNotionを並行利用して問題がないか確認することをおすすめします。
Q2: ノート数が多い(1,000件以上)場合でも移行できますか?
できます。ノート数が多い場合はインポートに時間がかかりますが、Notionの公式インポート機能は大量のノートに対応しています。
インポート中はバックグラウンドで処理されるため、Notionの他の操作を行いながら待つことができます。
数千件以上のノートがある場合は、ノートブック単位で分けてインポートすると安定しやすいです。
Q3: Notionは日本語対応していますか?
完全対応しています。Notionのアプリ・Web版ともに日本語UIで操作できます。
テンプレートの多くは英語ですが、日本語のコミュニティテンプレートも増えており、日本語での利用に支障はありません。
なお、Evernoteの日本法人は2024年に解散しましたが、Notionは日本語サポートを継続しています。
Q4: EvernoteのWebクリッパーはNotionで使えますか?
Evernoteのクリッパー自体はNotionでは使えませんが、「Notion Web Clipper」という公式Chrome拡張機能があります。
Chrome拡張のストアから無料でインストールでき、Webページをクリップして直接Notionのページに保存できます。
クリップ先のページを指定できるため、Evernoteのクリッパーと同様の使い方が可能です。
Q5: Notionは無料でどこまで使えますか?
個人利用であれば、Freeプランでページ数・ブロック数が無制限です。
端末数の制限もなく、スマホ・PC・タブレットで同期しながら使えます。
主な制限は「ゲスト招待が5人まで」「1ファイル5MBまで」の2点です。
個人のメモ・ノート管理に使う分には、Freeプランだけで十分なケースがほとんどです。
Q6: Evernoteに戻ることはできますか?
できます。事前にENEX形式でバックアップを取っておけば、いつでもEvernoteにデータを戻せます。
Notionから再度Evernoteに戻すには、ENEXファイルをEvernoteにインポートし直す手順が必要ですが、技術的に難しい作業ではありません。
「まずNotionを試してみて、合わなければEvernoteに戻る」という選択肢は常に開いています。
まとめ
EvernoteからNotionへの乗り換えについて、料金比較から移行手順、活用術まで解説しました。
最後に要点を整理します。
- Evernoteは2016年以降、繰り返し値上げと機能制限を行ってきた。2025年の改定でAdvancedは年額13,949円に
- Notionは個人利用なら無料プランでページ数・端末数が無制限。コスト差は年額最大13,949円
- NotionにはOCRとオフライン機能でEvernoteに劣る部分があるが、データベース・テンプレート・AI機能では大きく上回る
- 移行はNotionの公式インポート機能を使えば、アカウント連携だけで完了する
- 移行前にENEXバックアップを取っておけばリスクゼロ。Evernoteにいつでも戻れる
- 個人利用なら移行後もNotionのFreeプランで十分なケースがほとんど
「ずっとEvernoteを使ってきたから愛着がある」という気持ちは理解できます。
ただ、繰り返す値上げと機能制限で「使い続けさせてもらっている」状態になっているとしたら、もう乗り換えを恐れる理由はないはずです。
Notionのアカウント作成は無料で、クレジットカードも不要です。
まずアカウントだけ作って、ENEXバックアップを使って少し試してみてください。
Evernoteに戻るかどうかは、その後に決めれば十分です。
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