「タイムズカーで傷をつけてしまった。どうすればいい?」
焦る気持ちはわかります。
まず落ち着いて、この記事の最初のセクションに書いてある3ステップを実行してください。
報告すれば、自己負担はNOC(最大2万円)のみです。
修理費用は補償で全額カバーされます。
この記事では、傷をつけた直後にやるべきこと、NOCの金額、補償制度の仕組み、バレるリスクと報告しないデメリット、そして今後のために乗車前チェックの方法まで解説します。
タイムズカーに傷をつけてしまったら?今すぐやること
傷をつけてしまったら、3ステップで対応してください。
小さな傷でも手順は同じです。
ステップ1: 安全を確保する
まずは安全確保が最優先です。
- ハザードランプを点灯する
- 安全な場所に車を停める
- 同乗者やけが人がいないか確認する
- 相手の車がある場合は、その場を離れない
けが人がいる場合は、119番(救急)を最優先で呼んでください。
ステップ2: 警察に連絡する(110番)
自損事故であっても、警察への届出は必要です。
道路交通法で定められた報告義務があります。
電話の際に伝える内容は以下の通りです。
- 事故の場所(住所や目印となる建物)
- けが人の有無
- 事故の状況(駐車場でバンパーを擦った、など)
「小さい傷だから」と自己判断で警察への連絡を省略すると、タイムズカーの補償が適用されなくなる可能性があります。
傷の大小に関係なく、必ず110番してください。
ステップ3: タイムズカー事故受付に電話する
警察への連絡が済んだら、タイムズカーの事故受付に電話します。
電話番号: 0120-24-5037(24時間対応・通話無料)
伝える情報は以下の4点です。
- 会員番号(アプリのマイページで確認可能)
- 車両番号(ナンバープレート)
- 事故の場所
- 傷の状態(傷の位置、大きさ、相手車両の有無)
必ず返却前(利用中)に連絡してください。
返却後に傷が発見された場合、「利用中の事故」として扱われない可能性があります。
傷をつけた場合の費用|NOCと補償制度
「報告したらいくらかかるのか」が最も気になるポイントです。
結論から言うと、報告した場合の自己負担はNOCのみです。
NOC(ノンオペレーションチャージ)の金額
| 車両の状態 | NOC金額 |
|---|---|
| 自走可能(自分で返却できる状態) | 20,000円 |
| 自走不能(レッカー搬送が必要) | 50,000円 |
NOCは「修理費」ではありません。
車両が修理中で貸し出せない期間の営業補償金です。
修理費用そのものは、タイムズカーの車両補償で全額カバーされます。
つまり、きちんと報告すれば修理費の自己負担は0円です。
タイムズカーの補償制度の全容
| 補償項目 | 補償額 | 免責額 |
|---|---|---|
| 対人補償 | 無制限 | 0円 |
| 対物補償 | 無制限 | 0円 |
| 車両補償 | 時価額 | 0円 |
| 人身傷害補償 | 無制限(2026年3月まで) | 0円 |
修理費用は補償で全額カバーされるため、正しく報告すれば自己負担はNOC(20,000円 or 50,000円)だけです。
補償は利用料金に含まれており、追加料金は不要です。
バンパーの板金塗装は5万〜20万円が相場です。
2万円のNOCで済むのか、全額自費で払うのか。答えは明白です。

補償が適用されない場合
以下のケースでは補償が適用されず、修理費が全額自己負担になります。
- 事故の無申告(返却後の発覚・警察への届出なし)
- 予約者以外の人が運転していた場合
- 飲酒運転・薬物使用中の運転
- 相手方と無断で示談した場合
- 会員規約に著しく違反した場合
とくに「事故の無申告」が最も多いケースです。
報告しなかった場合は、修理費の全額請求に加えて会員資格の取り消しもあり得ます。
傷はバレる?報告しなかった場合のリスク
正直に言えば、「報告したくない」と思う気持ちは理解できます。
でも、傷はほぼ確実にバレます。その理由を説明します。
傷がバレるメカニズム
タイムズカーで傷がバレるルートは複数あります。
- 次の利用者が乗車前点検で発見し、タイムズカーに報告する
- タイムズカーの定期車両点検で発見される
- 一部の車両に搭載されているドライブレコーダーの記録で確認される
- 返却時の車両状態と照合される
「小さい傷だからバレないだろう」と思うかもしれません。
しかし、次の利用者は「利用前に傷がないか確認する」ことを推奨されています。
目立たない傷でも、注意深くチェックする人は少なくありません。
報告しなかった場合のペナルティ
傷を報告しなかった場合、以下のペナルティが発生します。
- 報告しなければ板金塗装で5万〜20万円が全額自己負担
- 会員資格の取り消し
- 悪質な場合は損害賠償請求の可能性
報告していれば2万円のNOCで済んだところが、報告しないと修理費5万〜20万円+退会です。
金銭的にも、今後のカーシェア利用の面でも、報告が圧倒的に合理的な選択です。
報告した場合 vs 報告しなかった場合の比較
| 項目 | 報告した場合 | 報告しなかった場合 |
|---|---|---|
| 修理費 | 補償で全額カバー(0円) | 全額自己負担(5万〜20万円) |
| NOC | 20,000円(自走可能) | NOC免除なし+修理費 |
| 会員資格 | 維持(問題なし) | 取り消しリスクあり |
| 精神的負担 | 一時的(報告で完了) | 長期的(バレないか不安が続く) |
どの角度から見ても、報告が最善です。
「2万円を払って終わり」か「バレないかビクビクし続けた挙句、20万円請求」か。
報告する勇気が、結果的に自分を守ります。

安心補償サービスの損得判断と2026年制度変更
「安心補償に入っておけばよかった」と思った人も多いはずです。
今後のために、安心補償の仕組みと2026年4月の制度変更を確認しておきましょう。
安心補償サービス(550円/利用)の内容と損得
安心補償サービスは550円/利用で加入できるオプションです。
予約時に加入を選択する方式で、利用開始後の加入・取消はできません。
安心補償に入ると免除される費用は以下の通りです。
- NOC(20,000円 or 50,000円)
- タイヤのパンク・バースト時の実費
- バッテリー上がりの対応費用
- インロック(鍵の閉じ込め)の対応費用
- ガス欠時の対応費用
- 搬送費用
月2回利用する人なら、年間の安心補償費用は13,200円(550円×24回)です。
NOCを1回でも避ければ、差額6,800円のプラスになります。
定期的にカーシェアを使う人は、毎回の加入を習慣にしておくと安心です。
2026年4月からの補償制度変更
2026年4月以降、タイムズカーの補償内容が一部変更されます。
| 項目 | 2026年3月まで | 2026年4月以降 |
|---|---|---|
| 人身傷害補償 | 無制限 | 1名につき6,000万円に引き下げ |
| 重大事故該当者の免責金額 | なし | 5万円(新設) |
人身傷害補償が無制限から6,000万円に引き下げられるのは大きな変更です。
6,000万円でも大半のケースはカバーできますが、万が一の重大事故では不足する可能性があります。
この制度変更により、安心補償サービスの重要性は今後さらに高まるといえるでしょう。
乗車前チェックで身を守る|5分でできるセルフディフェンス
事故の対応方法を知ることも大切ですが、「そもそも自分の傷ではないのに疑われる」事態を避けることも重要です。
乗車前の5分間チェックが、自分の身を守る最大の防御策になります。
サービスタイムを活用した乗車前チェック手順
タイムズカーでは、予約開始15分前から車両を確認できる「サービスタイム」があります。
この15分を使って車両の状態をチェックしましょう。
チェックすべき箇所は以下の通りです。
- フロントバンパー(下側のこすり傷に注意)
- リアバンパー(駐車時のぶつけ傷が多い箇所)
- 左右のドアパネル(4枚とも確認)
- ドアミラー(折れ・傷)
- ホイール(縁石でのこすり傷)
- フロントガラス(飛び石のヒビ)
所要時間は5分ほどです。
この5分が「その傷は自分がつけたものではない」という証拠になります。

写真撮影のコツ
チェック時は、スマホで写真を撮っておくことを強くおすすめします。
- 車両の前後左右の全体写真(4枚)
- 既存の傷があればアップ写真(傷の大きさがわかるように指を添えて撮影)
- 日付・時刻がEXIF情報に記録される設定にしておく
既存の傷を発見した場合は、写真を撮った上でタイムズカーに連絡してから利用を開始してください。
連絡なしで使い始めると、その傷が自分の責任にされるリスクがあります。
よくある事故パターンと予防策
タイムズカーで発生しやすい事故パターンと、その予防策を紹介します。
| 事故パターン | 発生しやすい場所 | 予防策 |
|---|---|---|
| バンパーの擦り傷 | 駐車場のバック駐車時 | バックモニターを活用、車止めを確認 |
| ミラーの接触 | 狭い住宅街の路地 | ミラーを折りたたんで通過 |
| ドアパンチ(被害) | スーパー・コンビニの駐車場 | 端のスペースや壁際を選ぶ |
| ホイールのこすり傷 | 縁石のある駐車場 | 幅寄せ時はゆっくり。不安なら降りて確認 |
バック駐車時のバンパー擦りが最も多い事故パターンです。
不安な場合は、広いスペースを選んで前向き駐車にするだけでリスクが大幅に減ります。

まとめ|傷をつけたら報告が最善の判断
この記事のポイントをまとめます。
- 傷をつけたら: 安全確保 → 警察110番 → タイムズカー0120-24-5037
- 報告すれば自己負担はNOC(自走可能2万円)のみ。修理費は補償で全額カバー
- 報告しなければ修理費5万〜20万円の全額自己負担+会員資格取り消しリスク
- 今後は安心補償サービス(550円/利用)への加入を習慣にする
- 乗車前の5分チェック+写真撮影で「自分の傷ではない」を証明できる
傷をつけてしまったことは仕方ありません。
大切なのは、その後の対応です。
正直に報告すれば、金銭的にも精神的にも最小限のダメージで済みます。
「もう二度とカーシェアは使わない」と思うかもしれませんが、適切に対応すれば何の問題もなく利用を続けられます。
安心補償への加入と乗車前チェックを習慣にして、安心してカーシェアを使い続けてください。


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