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Wise(ワイズ)は送金が安いと聞くけれど、海外の会社に数十万円を預けて大丈夫なのか。
ATM で「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン銀行」と表示されて戸惑った人もいるでしょう。
登録番号は公式サイトのページ下部でも確認できます
この記事では口コミの印象ではなく、金融庁の登録一覧・業界団体の会員名簿・公式ヘルプの保全方法など、誰でも確かめられる記録を2026年10月3日に一つずつ確認した結果をまとめます。
筆者自身も2022年の世界旅行中に、旅先で出会った友人へ Wise で送金したことがあります(履歴は後述)。 ただし数回の利用で安全性は語れないため、判断材料は公開記録と公式見積でそろえます。
デメリットも隠さずに書きます。
| 運営・登録 | ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社/関東財務局長 第00040号(第一種・第二種資金移動業者) |
|---|---|
| 公的記録 | 金融庁の資金移動業者登録一覧(令和8年7月31日現在)と日本資金決済業協会の会員名簿(2026年9月30日現在)に掲載 |
| 預けたお金 | 毎営業日、全額相当を円で信託して保全(銀行預金ではないため預金保険の対象外) |
| アプリ評価 | App Store(日本)4.7・27,348件(2026年10月3日取得) |
| 主な注意点 | クレジットカード入金不可・残高上限100万円・少額や一部通貨は割高・閉鎖理由は開示されない |
Wise(ワイズ)が「怪しい」と感じる5つの理由と、記録で分かる事実
「Wise は怪しい」と感じる理由は、ほとんどが「見慣れない仕組み」から来ています。
ここでは、よく挙がる5つの理由を先に言葉にして、それぞれ公的な記録や公式の説明で分かる事実を並べます。
不安の正体が分かれば、次に何を確かめればよいかもはっきりします。
理由①聞き慣れない海外の会社だから
Wise は2010年にロンドンで設立された Wise Payments Limited のグループで、日本ではワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社がサービスを提供しています。
日本法人の設立は2014年で、2015年8月18日に資金移動業者として国の登録を受けています。
海外の会社がそのまま営業しているのではなく、日本の法律のもとで登録した日本法人が窓口です。
理由②ATM で「銀行」と表示されることがあるから
Wise の日本円の振込先は、金融機関コード「0200」、名称「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン」です。
公式ヘルプによると、一部の ATM では「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン銀行」のように表示されることがありますが、これは表示上の問題と説明されています。
複数の信用金庫も2026年1月以降に同じ趣旨の告知を出しており、銀行ではなく資金移動業者だと明記しています。
振込のときは、表示にかかわらず受取人名と口座番号を確かめれば問題ありません。
理由③銀行ではないのに口座番号があるから
Wise では、日本円の入金先や海外通貨の受取用に口座情報が発行されます。
銀行口座のように見えますが、資金移動業者が送金や受取のために用意している口座情報です。
銀行の預金とは扱いが違うため、次の「預金保険」の話につながります。
理由④預金保険がないから
資金移動業者に預けたお金は銀行預金ではないため、預金保険の対象ではありません。
その代わり、資金決済法にもとづく保全の仕組みがあり、Wise は信託という方法を使っています。
くわしくは後半の「預けたお金はどう守られる?」で説明します。
理由⑤「凍結された」という口コミを見かけるから
アカウントが閉鎖されたという声は実際にあり、Wise の公式ヘルプも閉鎖があることを認めています。
閉鎖の理由は本人にも説明されないと公式ヘルプに書かれているため、不安が大きくなりやすい部分です。
どんなときに起きるのかは、後半の「危ない場面を避ける使い方」で整理します。
| 怪しいと感じる理由 | 記録で分かる事実 | 確認できる出典 |
|---|---|---|
| 聞き慣れない海外の会社 | 日本法人が2015年8月18日に資金移動業の登録 | 金融庁 資金移動業者登録一覧 |
| ATM で「銀行」と表示される | 金融機関コード0200の表示上の問題。銀行ではない | Wise 公式ヘルプ・信用金庫の告知 |
| 銀行ではないのに口座番号がある | 送金・受取用に発行される口座情報 | Wise 公式ヘルプ |
| 預金保険がない | 預金保険の代わりに信託で保全 | Wise 公式ヘルプ(保全方法) |
| 「凍結された」口コミ | 規約違反などで閉鎖あり・理由は非開示 | Wise 公式ヘルプ(アカウント閉鎖) |
\ 送る前に手数料と受取額を確かめられます /
公式サイトで見積を確認する →【2026年10月3日確認】公的記録で確かめた6項目
「正式な業者かどうか」は、口コミより公的な記録を見るのが確実です。
ここでは金融庁の登録一覧、業界団体の会員名簿、Wise 自身の会社情報の3種類を照らし合わせました。
読者が同じ手順で確かめられるよう、確認した場所も書いておきます。
金融庁「資金移動業者登録一覧」で該当行を確認
金融庁は、全国の財務局に登録されている資金移動業者の一覧を PDF で公開しています。
2026年10月3日に取得した一覧は「令和8年7月31日現在」の版で、登録業者は全部で84社でした。
その中に、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社が関東財務局長 第00040号として載っています。
登録年月日は平成27年8月18日で、10年以上前から登録を続けている事業者です。
| 一覧の項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 所管 | 関東財務局 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00040号 |
| 登録年月日 | 平成27年8月18日(2015年8月18日) |
| 資金移動業者名 | ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社 |
| 本店等所在地 | 東京都中央区日本橋2-13-12 |
| 業務の種別 | 第一種 ○/第二種 ○ |
第一種は1回100万円を超える送金も扱える区分で、第二種は1回100万円以下の送金を扱う区分です。
Wise は第一種の登録があり、銀行振込で送金機能を使う場合の Wise の上限は1回最大1億5,000万円です。
日本資金決済業協会の会員名簿にも掲載
一般社団法人日本資金決済業協会は、資金移動業者や前払式支払手段の発行者が加入する業界団体です。
協会の会員名簿(2026年9月30日現在・330社)を確認したところ、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社が掲載されていました。
Wise 公式サイトのページ下部にも、登録番号と加入団体がこの2つと同じ内容で書かれています。
親会社は英国の認可を受けたロンドン上場企業
Wise の会社情報ページによると、親会社の Wise Payments Limited は英国の金融行為規制機構(FCA)から電子マネー事業者としての認可を受けています(Firm Reference 900507)。
グループはロンドン証券取引所に上場しており、ティッカーは「WISE」です。
上場企業は決算などの情報開示が求められるため、会社の実態を外から確かめやすいといえるでしょう。
| 確認したもの | 結果 | 確認日・出典 |
|---|---|---|
| 金融庁 資金移動業者登録一覧 | 第00040号で掲載(令和8年7月31日現在・全84社) | 2026年10月3日・金融庁 |
| 登録年月日・業務の種別 | 平成27年8月18日・第一種と第二種 | 同上 |
| 日本資金決済業協会 会員名簿 | 掲載あり(2026年9月30日現在・330社) | 2026年10月3日・日本資金決済業協会 |
| Wise 公式サイトの表示 | 登録番号・加入団体が上の2つと一致 | 2026年10月3日・Wise 公式サイト |
| 顧客資金の保全方法 | 毎営業日、全額相当を円で信託 | 2026年10月3日・Wise 公式ヘルプ |
| 親会社の認可・上場 | 英国 FCA 認可・ロンドン証券取引所に上場 | 2026年10月3日・Wise 会社情報 |
自分で確かめる手順
確認にかかる時間は5分ほどです。
まず金融庁サイトで「資金移動業者登録一覧」を開き、PDF の中を「ワイズ」で検索します。
次に Wise 公式サイトのページ下部にある登録番号を見て、一覧の番号と同じかを照らし合わせます。
家族に説明するときも、この2つを並べて見せると伝わりやすくなります。
なお、今回の確認には範囲の限界もあります。
海外のレビューサイトの評価や、Wise の財務内容そのものは確認していません。
また、全銀システムにつながった正確な開始時期は公式の原文で確かめられなかったため、この記事では書いていません。
確認できたのは「国の登録」「業界団体への加入」「公式が説明する保全方法」の3点です。
預けたお金はどう守られる?毎営業日100%の信託保全と預金保険の違い
「会社が倒産したら、残高はどうなるのか」は、安全性でいちばん気になる点です。
Wise の公式ヘルプには、日本法人が顧客のお金をどう保全しているかが具体的に書かれています。
Wise の保全方法|毎営業日、全額相当を円で信託
公式ヘルプによると、Wise は毎営業日、100%相当額を計算し、日本円の現金で信託口座に預けています。
信託先は日証金信託銀行または三井住友銀行です。
対象になるのは、すべての通貨の残高、まだ届いていない送金中のお金、決済が終わっていない Wise カードの取引、返金中のお金の4つです。
公式ヘルプは、万一 Wise が支払不能になった場合に備えた仕組みだと説明しています。
銀行預金と Wise 残高の違い
Wise の残高は銀行預金ではないため、預金保険の対象ではありません。
守る仕組みそのものが違うので、表で並べておきます。
| 項目 | 銀行預金 | Wise の残高 |
|---|---|---|
| 根拠となる法律 | 銀行法・預金保険法 | 資金決済法 |
| 守る仕組み | 預金保険制度 | 資金決済法にもとづく保全(Wise は信託) |
| 保全のタイミング | — | 毎営業日、全額相当を計算して信託 |
| 保有できる金額 | — | 全通貨合計100万円(申請で最大2,000万円・最長6か月) |
残高の上限100万円は「大金を置く場所ではない」というサイン
日本在住者の Wise 残高は、全通貨を合わせて100万円が上限です。
申請すれば最大2,000万円まで、最長6か月だけ引き上げられます。
上限を超えた場合は、30日以内に自分名義の口座へ払い戻す必要があります。
この上限からも、Wise は預金のように長く置いておく場所ではなく、送金や両替のために一時的にお金を通す場所だと考えるのが自然です。
Wise の口コミ・評判を数字で読む|App Store 4.7・27,348件
口コミは、1件ずつ読むと良い声も悪い声も極端に見えます。
そこで、アプリストアの評価を件数つきで確認し、良い評判と悪い評判がそれぞれどんな場面に集まるかを公式の情報で読み解きます。
個別の口コミは引用せず、集計された数字だけを使います。
アプリストアの評価(2026年10月3日取得)
日本の App Store で Wise アプリの評価は4.7(27,348件)でした。
Google Play でも4.7で、表示されているレビュー件数は205万件です。
| ストア | 平均評価 | 件数 | メモ |
|---|---|---|---|
| App Store(日本) | 4.7 | 27,348件 | 2026年10月3日取得 |
| Google Play | 4.7 | 205万件 | 2026年10月3日取得・日本以外の評価も含む全体の件数とみられる |
評価が高いことは安心材料の一つですが、平均の数字だけでは、困った場面があるかどうかまでは分かりません。
不満の声がどの場面で出ているかを合わせて見るほうが、判断の役に立ちます。
筆者の利用記録|世界旅行中に出会った友人へ3回送金(2022年)
筆者は2022年に世界を旅していたとき、旅先で出会った友人へ Wise で3回送金しました。 下の画像はその送金履歴で、受取人の名前は伏せています。

| 送金日 | 相手が受け取った額 | 筆者が払った円 | 1通貨あたりの円(計算値) |
|---|---|---|---|
| 2022年8月10日 | 1,943.24 スウェーデン・クローナ | 26,000円 | 約13.38円 |
| 2022年10月14日 | 47 ユーロ | 7,406円 | 約157.6円 |
| 2022年10月14日 | 411 ユーロ | 60,163円 | 約146.4円 |
目を引くのは、同じ日に送ったユーロでも、1ユーロあたりの円に約11円の差があることです。 払った円には手数料が含まれていて、手数料の固定部分が少額の47ユーロに重く効いたためと考えられます。 これはWise の手数料の記事で見た「少額ほど率が上がる」傾向と同じです。 なお、2022年当時の料金とレートなので、いまの金額とは異なります。
良い評判の中身は公式の数字で裏が取れる
よく挙がる良い評判は「手数料が分かりやすい」「レートがよい」「着金が早い」の3つです。
公式サイトでは、為替レートはミッドマーケットレート(仲値)で上乗せがないこと、送金の74%が20秒以内、95%が同日中に届いていることが示されています。
たとえば2026年10月2日時点の公式見積では、10万円を米ドルで送る手数料は987円(0.99%)、50万円なら3,887円(0.78%)、100万円なら7,510円(0.75%)でした。
手数料が金額と通貨でどう変わるかは、8通貨×7金額の手数料一覧で確認できます。
悪い評判が集まりやすい3つの場面
悪い評判は、おもに次の3つの場面に集まります。
- 送金が保留になり、追加の書類を求められた
- アカウントが閉鎖され、理由を教えてもらえなかった
- 少額や一部の通貨では思ったより手数料が高かった(同じ見積で1万円→KRW は446円・4.46%、1万円→THB は442円・4.42%)
どれも Wise の公式ヘルプや料金表で説明されている内容で、「隠れた欠陥」ではありません。
自分の使い方で当てはまりそうかを、次の章のデメリットで確認してください。
\ 自分の金額・通貨で手数料を確認してから判断 /
公式サイトで手数料を確認する →正直なデメリット7つ|Wise を使うときのコストの内訳と向かない人
安全性が確認できても、使い方によっては Wise が合わないことがあります。
ここではコストと使い勝手の両面から、デメリットを7つに整理しました。
Wise を使うときに払うコストの内訳|割高になりやすい条件
口座開設と残高の保有は無料ですが、送金・受取・カードでは費用がかかります。
金額別の手数料はWise の手数料を金額別にまとめた記事にまとめているので、ここでは割高になりやすい条件だけを挙げます。
| 割高になりやすい条件 | 内容 |
|---|---|
| 少額・一部の通貨で送る | 固定の手数料があるため、1万円前後や KRW・THB などの通貨では率が高くなる |
| 海外から SWIFT で受け取る | Wise 口座での受取に通貨ごとの手数料がかかる(国内送金での受取は8通貨で無料) |
| カードを作る・ATM を多く使う | 発行に1,200円、海外 ATM は月25,000円を超えた分に手数料 |
カードを旅行で使うときの手数料は、Wise デビットカードの詳しい解説で試算しています。
入金方法で手数料が変わる(2026年10月3日の公式見積)
同じ金額を米ドルで送る場合でも、Wise への入金方法によって手数料が変わります。
本記事用に、1万円・3万円・10万円の公式見積を入金方法別に取り直したところ、次の結果になりました。
| 入金方法 | 1万円→USD | 3万円→USD | 10万円→USD |
|---|---|---|---|
| 銀行振込 | 336円(3.36%) | 481円(1.60%) | 987円(0.99%) |
| Mastercard デビット・プリペイド | 595円(5.95%) | 1,273円(4.24%) | 3,648円(3.65%) |
| デビットカード(Visa・Apple Pay など) | 643円(6.43%) | 1,417円(4.72%) | 4,129円(4.13%) |
| クレジットカード | 選択不可 | ||
※2026年10月3日1時3分(日本時間)の公式見積。相手の銀行口座へ米ドルで送る条件で、レートは見積を取った時点のものです。
Visa デビットなどで入金すると、銀行振込より手数料が高くなり、3万円で約3倍、10万円では約4倍の差になります。
また、見積の上でもクレジットカードは選べません。
入金は、手数料がいちばん低い銀行振込を基本に考えるのが無難です。
デメリット7つのまとめ
- ①クレジットカードで入金できない(銀行振込かデビットカードのみ)
- ②残高は全通貨合計100万円まで(申請で一時的に引き上げ)
- ③1万円前後の少額や、KRW・THB などの通貨では手数料率が高い
- ④海外から SWIFT で受け取ると受取手数料がかかる
- ⑤カード発行に1,200円、ATM は月25,000円を超えると手数料がかかる
- ⑥アカウントが閉鎖されても理由は説明されない
- ⑦追加の確認が入ると送金が遅れることがある
筆者の判定|Wise が向かない人
公開されている条件を見るかぎり、次のような人には Wise は合いにくいと筆者は考えます。
1万円以下の少額を何度も送る人、クレジットカードのポイントを目当てに入金したい人、100万円を超えるお金を長く置いておきたい人です。
旅行中の支払いをすべて Wise に頼るのも、カードの紛失や利用停止に備えにくくなります。
クレジットカードを1枚併用するなら、年会費無料で旅行にも使えるエポスカードのメリット・デメリットも参考にしてください。
「危ない」場面を避ける使い方|送金の保留・閉鎖・なりすまし詐欺
「危ない」と言われる場面の多くは、公式ヘルプに理由と対処法が書かれています。
大きな金額を送る前に、次の3つを知っておくと慌てずにすみます。
送金が予定より遅れる5つの理由
Wise の公式ヘルプは、送金が予定より遅れる理由として次の5つを挙げています。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 追加の確認 | 資金を安全に保つため、追加の確認を行う場合がある |
| 入金方法 | カードは即時、銀行振込は1〜4営業日、SWIFT は1〜6営業日(公式ヘルプの一般的な目安で、通貨・銀行によって異なる)。日本からの入金については、入金方法により着金まで0〜2営業日と案内されている |
| 土日・祝日 | 銀行は土日や祝日に送金を処理しない |
| 受取人情報の誤り | 名前や口座番号の誤りで相手の銀行が受け付けず、返金になる |
| Wise への入金 | 送金元の銀行の処理に時間がかかる |
このうち、自分で防げるのは「受取人情報の誤り」と「土日・祝日」です。
急ぎの送金は平日の早い時間に、受取人の名前と口座番号を2回確かめてから送るのが安心です。
アカウントは1人1つ|閉鎖されたときの残高
公式ヘルプによると、個人用の Wise アカウントは1人1つしか作れず、重複したアカウントは閉鎖の対象です。
セキュリティポリシーに反した場合も閉鎖されることがあります。
閉鎖の理由はサポートでも確認できないとされていますが、残高がある場合はセキュリティ確認のうえで本人の銀行口座へ送金されます。
Wise を装った詐欺に注意
Wise の利用者を狙って、サポートを装う連絡や偽の振込依頼が届くことがあります。
詐欺と思われる相手に送金してしまった場合は、Web フォームか、アプリの取引画面のヘルプからすぐに報告します。
ただし公式ヘルプには「返金を保証することはできません」と書かれています。
知らない相手から「Wise で送って」と頼まれたときは、送る前に相手を確かめることがいちばんの対策です。
大きな金額を送る前にできること
本人確認は、パスポート(顔写真のページ)、マイナンバーカード(両面)、運転免許証(両面)のいずれかで行い、通常1〜2営業日かかります。
顔写真の撮影を求められることもあるため、送金の期限がある人は早めに済ませておくと安心です。
書類の準備から送金までの流れは、Wise の登録手順で順に説明しています。
初めて送る相手には、少額で一度届くことを確かめてから本番の金額を送る方法もあります。
銀行・Revolut と安全面を比較|登録区分・上限・保全方法
海外送金やマルチ通貨のサービスとしてよく比べられる Revolut と、銀行預金の3つを、安全面の項目だけで並べました。
料金やカードの比較ではなく、「法律上どう守られているか」の比較です。
| 項目 | Wise | Revolut | 銀行預金 |
|---|---|---|---|
| 登録・免許 | 資金移動業 第一種・第二種(関東財務局長 第00040号) | 資金移動業 第二種(関東財務局長 第00060号) | 銀行法の免許 |
| 1回の取引の上限 | 残高から・残高へ100万円相当/銀行振込の送金は最大1億5,000万円 | 1回100万円相当 | 銀行ごとの規定 |
| お金を守る方法 | 毎営業日、全額相当を円で信託 | 日証金信託銀行との信託契約、必要に応じて供託 | 預金保険制度 |
| 預金保険 | 対象外 | 対象外 | 対象 |
※Wise と Revolut の登録内容は金融庁の資金移動業者登録一覧(令和8年7月31日現在)、保全方法と上限は各社の公式ヘルプで2026年10月3日に確認しました。
資金移動業者は、どの会社でも利用者のお金を保全することが法律で求められています。
「どちらが安全か」を印象で比べるより、上限と保全方法が自分の使い方に合っているかを見るほうが判断しやすくなります。
料金やカードまで含めて比べたい人は、Wise と Revolut の料金・カード比較も参考にしてください。
Wise の評判・安全性に関するよくある質問
Wise は詐欺や違法な業者ではありませんか?
金融庁に登録された資金移動業者です。
ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、金融庁の資金移動業者登録一覧(令和8年7月31日現在)に関東財務局長 第00040号として掲載されており、2015年8月18日に登録を受けています。
Wise が倒産したら預けたお金はどうなりますか?
公式ヘルプによると、Wise は毎営業日、顧客のお金の全額相当を日本円で信託口座に預けて保全しています。
銀行預金ではないため預金保険の対象ではなく、資金決済法にもとづく保全の仕組みで守られます。
ATM で「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン銀行」と表示されたのは本物ですか?
Wise の日本円の振込先は、金融機関コード「0200」の「ワイズ・ペイメンツ・ジャパン」です。
一部の ATM で「銀行」とついて表示されるのは表示上の問題で、Wise は銀行ではなく資金移動業者です。
振込の前に、受取人名と口座番号が正しいかを確認してください。
アカウントが凍結されることはありますか?
あります。
重複したアカウントやセキュリティポリシー違反など、利用規約に反すると判断された場合に閉鎖されることがあり、理由は説明されません。
残高がある場合は、セキュリティ確認のうえで本人の銀行口座へ送金されます。
送金が届かないときはどうすればいいですか?
まず Wise のアカウントで送金の状況を確認します。
追加の確認、入金方法の処理時間、土日・祝日、受取人情報の誤り、入金側の処理のいずれかで遅れていることが多く、追加の書類を求められた場合は提出すると処理が進みます。
クレジットカードで入金できますか?
できません。
日本から Wise に入金できるのは、日本国内の銀行からの振込とデビットカードです。
公式見積でもクレジットカードは選択できない状態になっています。
このページのリンクから登録すると手数料は変わりますか?
変わりません。
当サイトは Wise のアフィリエイトプログラムに参加していますが、リンク経由で登録しても手数料や為替レートは公式サイトから直接登録した場合と同じです。
まとめ|Wise の評判を公的記録で確かめた筆者の判定
公的な記録と公式ヘルプを確認したかぎり、Wise は日本の法律のもとで登録された正式な資金移動業者です。
一方で、銀行預金とは守られ方も上限も違うため、大金を長く置く使い方には向きません。
数十万円を年に数回、米ドルや英ポンドなどの主要通貨で送る使い方なら、判断材料は十分にそろっていると筆者は考えます。
逆に、毎月の生活費を何年も置いておく口座や、クレジットカードのポイントをためる手段として考えている人は、銀行やカードと組み合わせて使うほうが無理がありません。
登録の前に、自分が送る金額・通貨・回数を一度書き出してみると、Wise が合うかどうかを判断しやすくなります。
銀行やほかの送金サービスと受取額を比べたい人は、海外送金サービスの比較で同じ条件の試算を載せています。
- ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は関東財務局長 第00040号・第一種と第二種の資金移動業者
- 預けたお金は毎営業日、全額相当を円で信託して保全(預金保険の対象外)
- App Store(日本)の評価は4.7・27,348件(2026年10月3日取得)
- クレジットカード入金不可・残高上限100万円・少額や一部通貨は割高
- 送金の保留・閉鎖・詐欺は、公式ヘルプで理由と対処を確認できる
登録前に公式サイトで確認しておきたいこと
会社情報(登録番号)・手数料・上限は公式サイトで確認できます。本記事の情報は2026年10月3日時点です。送る金額と通貨を入れると、その日の手数料と受取額が表示されます。
公式サイトで確認する →


