ahamoの値上げは、毎月30GB以下で収まっている人なら月165円の負担増です。
一方で、大盛りオプションを付けて41〜60GBほど使っている人は、12月から月825円安くなります。
つまり今回の料金改定は「全員が値上げ」ではありません。
使っているデータ量によって、損する人と得する人がはっきり分かれます。
この記事では、ドコモの発表と公式ページ「新しいahamo」の料金をもとに、使用量10パターンの月額と年額の差を筆者が1つずつ計算しました。
既存ユーザーは手続きなしで自動的に新料金へ切り替わるため、「何をすればいいか」「何もしなくていいか」もあわせて整理します。
| 改定日 | 2026年12月1日(既存ユーザーも自動適用・手続き不要) |
| 新料金(税込) | 〜40GB 3,135円/〜60GB 4,125円/〜120GB 5,115円 |
| 30GB以下の人 | 2,970円→3,135円(月+165円・年+1,980円) |
| 大盛りで41〜60GBの人 | 4,950円→4,125円(月−825円) |
| 自動で変わること | 大盛りは11/30で終了・40GBの上限設定オプションが自動設定(11/1時点で大盛り未契約の人) |
\ 他社からこれから申し込む人へ /
11/30までは30GB 月2,970円、12/1からは〜40GB 月3,135円(税込)。5分以内の国内通話無料・海外91の国・地域でも使えます。
※2026年12月1日(火)より料金改定。詳しくはahamoサイトへ。/機種代金別途/5分超過後は22円/30秒(SMS・他社接続サービスへの発信は別途料金)/海外は15日を超えると速度制限・国内利用と合わせた容量上限/お申込みからサポートまでオンライン受付(メンテナンス中など受付できない場合あり)/ご利用端末の対応状況・SIMロック解除はahamoサイトで確認
12月からahamoは何が変わる?新旧料金の早見表
今回の料金改定は、2026年9月25日にドコモが発表したものです。
適用日は2026年12月1日で、11月30日時点でahamoを契約している人には自動で新料金が適用されます。
いちばん大きな変化は、料金が「30GB+必要なら大盛り」の足し算から、使った量で決まる3段階制に変わる点です。
表で並べると、次のようになります。
| データ量 | 〜2026年11月(現行) | 2026年12月〜(新しいahamo) |
|---|---|---|
| 〜30GB | 2,970円 | 3,135円(〜40GB) |
| 31〜40GB | 2,970円(速度制限)または大盛り4,950円 | |
| 41〜60GB | 大盛り4,950円(110GBまで) | 4,125円 |
| 61〜110GB | 大盛り4,950円 | 5,115円(〜120GB) |
| 111〜120GB | 4,950円+速度制限 | 5,115円 |
金額はすべて税込・機種代金別途。出典: NTTドコモ報道発表(2026年9月25日)・ahamo公式「新しいahamo」。
現行の料金体系や、改定前の大盛りの位置づけを詳しく知りたい人はahamoの料金プランの全体像もあわせて見てください。
なお、ドコモ本体のプランも同時に改定され、eximoは+550円上がるなど、一部のプランが値上げされます。
料金は使った量で3段階に自動で決まる
12月以降は、追加のデータを買う操作がいりません。
その月に40GBまでなら3,135円、41〜60GBなら4,125円、61〜120GBなら5,115円と、月末の使用量で自動的に請求額が決まります。
40GBを超えた時点で料金の段が上がるので、「いつの間にか高くなっていた」を防ぐ仕組みとして、次に説明する上限設定オプションが用意されています。
通話・海外・ポイ活はどう変わる?
| 項目 | 〜11月 | 12月〜 |
|---|---|---|
| 国内通話 | 5分以内無料 | 5分以内無料(継続) |
| 海外データ | 91の国・地域で30GBまで | 91の国・地域で40GBまで |
| 海外15日超 | 速度制限 | 速度制限/「海外データ通信日数追加オプション」1日980円 |
| 大盛りオプション | +1,980円で+80GB | 11/30で提供終了・自動廃止 |
| ポイ活オプション | 月2,200円・大盛り必須 | 月2,200円で継続・大盛り不要・還元最大25% |
海外で使う人にとっては、容量が30GBから40GBへ増える点が地味にうれしい変更です。
渡航前の設定や15日ルールの詳細はahamoの海外利用のまとめで解説しています。
ポイ活オプションは続きますが、元を取れるかの計算は変わるのでポイ活オプションの損益分岐も確認しておくと安心です。
【独自試算】使用量別10パターンの月額・年額差
ここからが本題です。
月の使用量ごとに、「11月までの最安の組み合わせ」と「12月以降の料金」を並べて、差額を計算しました。
11月までは、30GBを超える人は大盛り(4,950円)を付けるのがいちばん安く無制限に近い使い方です。
そのため31GB以上の行は大盛りありで比べています。
| 月の使用量 | 〜11月の最安構成 | 12月〜 | 月の差 | 年間の差 |
|---|---|---|---|---|
| 5GB | 2,970円 | 3,135円 | +165円 | +1,980円 |
| 10GB | 2,970円 | 3,135円 | +165円 | +1,980円 |
| 20GB | 2,970円 | 3,135円 | +165円 | +1,980円 |
| 30GB | 2,970円 | 3,135円 | +165円 | +1,980円 |
| 40GB | 4,950円(大盛り) | 3,135円 | −1,815円 | −21,780円 |
| 50GB | 4,950円(大盛り) | 4,125円 | −825円 | −9,900円 |
| 60GB | 4,950円(大盛り) | 4,125円 | −825円 | −9,900円 |
| 80GB | 4,950円(大盛り) | 5,115円 | +165円 | +1,980円 |
| 100GB | 4,950円(大盛り) | 5,115円 | +165円 | +1,980円 |
| 120GB | 4,950円(110GB超は速度制限) | 5,115円 | +165円 | +1,980円 |
筆者計算(税込・機種代金・通話料は含まない)。ポイ活オプションや割引は含めていません。
表を見ると、値上げ幅はどの段でも最大165円に収まっています。
逆に、31〜60GBで大盛りを付けていた人は大きく下がり、40GB前後の人は年21,780円の差になります。
筆者はこれまでahamoの料金やオプションを比較する記事を数多く書いてきましたが、「30GBを少し超えるだけで大盛りの+1,980円を払う」構造がいちばん割高だと感じていました。
今回の改定は、その中間層にとっては実質的な値下げといえます。
あなたはどのタイプ?損得の判定表
使用量の表を、利用スタイル別の結論に置き換えるとこうなります。
自分に近い行を探してみてください。
| タイプ | 12月以降の変化 | 判定 |
|---|---|---|
| 毎月30GB以下 | 月+165円・年+1,980円 | 小幅な値上げ |
| 31〜40GBで速度制限を我慢 | 月+165円で制限なしの40GBに | 実質プラス |
| 大盛りを付けて31〜40GB | 月−1,815円 | 値下がり |
| 大盛りを付けて41〜60GB | 月−825円 | 値下がり |
| 大盛りを付けて61GB以上 | 月+165円 | 小幅な値上げ |
| ポイ活オプション利用中 | 7,150円→7,315円(月+165円) | 小幅な値上げ・還元率は拡大 |
30GB以下の人:年1,980円増、様子見で十分
毎月30GBで足りている人の負担増は、年間で1,980円です。
容量も30GBから40GBへ10GB増えるので、ギリギリで収まっていた人には余裕が生まれます。
この金額だけを理由に乗り換えるかは、手間と比べて考えるのが現実的です。
31〜60GBで大盛りを付けていた人:値下がり
このゾーンの人はもっとも得をします。
大盛りは11月30日で自動廃止され、12月からは使った量に応じた4,125円や3,135円で請求されます。
そもそも大盛りが必要だったのかを振り返りたい人は大盛りオプションが必要だったかの判断も参考になります。
速度制限を我慢していた人:40GB上限を外すかが分かれ目
大盛りを付けずに月末だけ制限を受けていた人には、40GBの上限設定オプションが自動で付きます。
40GBを超えると速度は1Mbpsに制限され、請求は3,135円のままです。
今までと同じ感覚で使えるので、何もしなくても困ることはありません。
\ 41〜60GB使うなら月4,125円(12/1〜)/
他社から乗り換える人向け。11/30までの申し込みは現行料金、12/1から新料金が自動で適用されます。
※2026年12月1日(火)より料金改定。詳しくはahamoサイトへ。/機種代金別途/5分超過後は22円/30秒(SMS・他社接続サービスへの発信は別途料金)/海外91の国・地域で利用可・15日を超えると速度制限・国内利用と合わせた容量上限/オンライン受付(メンテナンス中など受付できない場合あり)
既存ユーザーが12月までにやること・やらなくていいこと
結論からいうと、今回の料金改定で既存ユーザーの手続きは不要です。
ただし日付ごとに自動で起きることがあるので、時系列で確認しておきましょう。
| 日付 | 起きること | あなたの対応 |
|---|---|---|
| 2026年9月25日 | 料金改定の発表 | — |
| 2026年11月1日 | この時点で大盛り未契約の人が、40GB上限設定オプションの自動設定対象に決まる | 不要(40GBを超えて使いたい人は上限設定オプションを解除) |
| 2026年11月30日 | 大盛りオプション提供終了・自動廃止 | 不要(解約手続きなし) |
| 2026年12月1日 | 新料金の自動適用・上限設定オプション開始 | 不要 |
| 2027年1月ごろ | 12月分の請求で新料金を初確認 | 明細で段と金額を確認 |
大盛りは11月30日で終わるため、今から新しく付けても使えるのは11月末までです。
11月中に31GB以上使う予定がある人だけ、11月分として付けるかを考えれば十分です。
見直しを考えたほうがいいのは、次のどれかに当てはまる人です。
- 毎月10GBも使わず、165円増を含めた月3,135円が割高に感じる人
- 家族で複数回線を契約していて、年間の増額が数千円単位になる人
- 毎月120GBを超えて使い、5,115円でも容量が足りない人
上限設定オプション(40GB)は外すべき?
上限設定オプションは、決めた段を超えたら速度を1Mbpsに落とし、請求をその段の料金で止める無料のオプションです。
11月1日時点で大盛りを付けていない人には40GBで自動設定されるので、そのままなら料金は40GBで止まる形になります。
外すと、41GB以降も速度制限なしで使えるかわりに、4,125円や5,115円の段へ自動で上がります。
3,135円からの上がり幅は、60GB段で+990円、120GB段で+1,980円です。
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 30GB以下で安定している | 残す | 超える心配がほぼなく、万一のときの請求増を防げる |
| 月末に少し超えるが1Mbpsで困らない | 残す | SNSや地図なら1Mbpsでも使える場面が多い |
| テザリングや動画で毎月50GB前後 | 外す(60GB段で上限) | 制限のストレスより+990円のほうが軽い人向け |
| 毎月80GB以上 | 外す | 120GB段の5,115円が実質の定額になる |
筆者の考えでは、自宅に光回線がある人は40GBのまま残すほうが無難です。
逆に、自宅のネットをスマホのテザリングでまかなっている人は、外して段を上げたほうが生活が回るはずです。
値上げを機に乗り換えるべき人の条件
30GB以下の人の負担増は年1,980円なので、それだけで乗り換える理由にはなりにくいです。
ただ、もともと使用量が少ない人や、無制限に近い使い方をしたい人は、他社のほうが安くなる可能性があります。
| あなたの使い方 | ahamo(12月〜) | 検討先の目安 |
|---|---|---|
| 月3GB前後 | 3,135円 | 小容量プランのある他社(格安SIMの比較記事で確認) |
| 月20GB前後 | 3,135円 | 楽天モバイルは20GBまで2,178円 |
| 月100GB以上 | 5,115円(120GBまで) | 楽天モバイルは無制限3,278円(通信エリア・品質は要確認) |
楽天モバイルの料金はRakuten最強プランの税込月額(出典: 楽天モバイル公式・2026年9月30日時点)、ahamoは2026年12月1日以降の新料金(出典: ahamo公式)。通信品質・通話条件などは各社で異なるため、料金だけで優劣は決まりません。
料金だけでなく通話や回線品質まで含めて比べたい人は、楽天モバイルとahamoの比較や格安SIMの料金比較で詳しく整理しています。
逆に他社からahamoへ移る人は、ahamoのMNPキャンペーンを先にチェックしておくと取りこぼしがありません。
楽天モバイルを候補に入れる場合は、紹介リンク経由の特典があります。
筆者自身の紹介リンクで、条件や付与時期は楽天モバイル紹介キャンペーンの条件にまとめています。
ほかの公式特典は楽天モバイルのキャンペーンで一覧にしています。
\ 楽天モバイルに乗り換えるならMNPで13,000ポイント /
紹介リンクから申し込むと、MNPは13,000ポイント・新規は12,000ポイント(2026年9月17日改定後)。
※ポイントは複数回に分けて付与されます。紹介ログインした月の翌々月末までにRakuten Linkで10秒以上の発信通話が必要です。/楽天カード会員向けの「初めて申し込みで20,000ポイント」キャンペーン(2026年10月5日10:00まで)など、ほかの特典と併用できない場合があり、条件を満たすとそちらが優先されます。従業員紹介など別経路の特典もあるため、申し込み前に公式で条件を確認してください。
ahamo値上げのよくある質問
Q1. ahamoの値上げはいつからですか?
2026年12月1日からです。
11月30日までに申し込んだ人は、それまで現行料金で、12月1日から自動的に新料金になります。
Q2. 何か手続きをしないと値上げ前の料金のままになりますか?
なりません。
既存ユーザーは手続き不要で新料金に切り替わり、旧料金を選んで残す方法は案内されていません。
Q3. 大盛りオプションは自分で解約する必要がありますか?
必要ありません。
11月30日で提供が終わり、契約中の大盛りは自動で廃止されます。
Q4. 上限設定オプションは料金がかかりますか?
無料です。
40GBなどの段を超えると速度が1Mbpsになり、請求はその段の料金で止まります。
Q5. ポイ活オプションは続けられますか?
続けられます。
月2,200円は変わらず、12月以降は大盛りの契約がいらなくなり、還元は最大25%に広がります。
Q6. 5分以内の通話無料は変わりますか?
変わらず続きます。
5分を超えた分は22円/30秒の通話料がかかる点も同じです。
Q7. ドコモのプランから今ahamoに変えると得ですか?
ドコモ本体のプランも12月に値上げされるため、ahamoとの差は使い方次第です。
店舗サポートが必要かどうかも含めて、公式の料金シミュレーションで比べるのがおすすめです。
まとめ
- ahamoの料金改定は2026年12月1日から・既存ユーザーは手続き不要
- 30GB以下の人は月165円・年1,980円の値上げ
- 大盛りで31〜60GB使っていた人は月825〜1,815円の値下がり
- 大盛りは11月30日で自動廃止・40GB上限設定オプション(無料)は解除もできる
- 乗り換えは、少量利用や無制限志向など使い方が合わない人だけ検討すれば十分
値上げのニュースだけを見ると不安になりますが、自分の使用量を当てはめると影響は意外と小さい人が多いはずです。
まずは先月の使用量をMy docomoで確認し、上の表で自分の行を探してみてください。
\ 新しいahamoの料金を公式で確認 /
〜40GB 3,135円/〜60GB 4,125円/〜120GB 5,115円(税込・12/1〜)
※2026年12月1日(火)より料金改定。詳しくはahamoサイトへ。/機種代金別途/5分超過後は22円/30秒(SMS・他社接続サービスへの発信は別途料金)/海外91の国・地域で利用可・15日を超えると速度制限・国内利用と合わせた容量上限/お申込みからサポートまでオンライン受付(メンテナンス中など受付できない場合あり)

