チャージスポットを一番安く使う方法は、大きく3つあります。
借りるたびに払う「都度払い」、チャージスポット公式の「ChargeSPOT Pass」、そしてドコモの「dバリューパス」です。
やっかいなのは、同じ回数を借りても、1回に借りる時間によって最安の方法が入れ替わることです。
この記事では通常料金を6つの時間帯に分けて、月に何回借りれば月額550円の元が取れるのかを試算しました。
通常料金で1回30分以上借りるなら、結論の目安は月2回です。 九州限定料金・特別料金・クーポン割引は別に比較する必要があります。
| 月額料金 | 550円(税込)・初回31日間無料 |
| チャージスポット特典 | 公式表記では回数・時間の制限なしで使い放題(同時1台) |
| 元が取れる目安 | 通常の都度払いとの比較:6時間以上なら月1回/30分以上6時間未満なら月2回/30分未満なら月4回以上(九州限定料金・特別料金・割引を除く) |
| 利用開始まで | 申込み〜アプリでのコード入力まで最短数分・契約直後のレンタルから適用 |
| 毎月の手間 | ライセンスコードを月1回取得してアプリに入力(当月末で失効) |
| ドコモ回線 | 不要(dアカウントがあれば格安SIMでも契約可) |
1回30分以上を月2回なら、月額550円が通常の都度払いより安い
通常330円の利用を月2回なら660円→月額550円。 初回31日間無料・ドコモ回線なしでも申込みできます。 九州限定料金・特別料金・割引は比較対象外です。 使う前に①契約→②会員ページで今月のライセンスコード取得→③アプリで入力し有効化を確認してください。 コードは毎月取得が必要です。
dバリューパス公式サイトを見る →申し込みから利用開始までの流れは記事後半の4ステップ手順で解説しています。 dアカウントがあれば申し込みは数分で終わり、契約したその場から使い始められます。
dバリューパスのチャージスポット使い放題とは?月額550円の中身
dバリューパスは、NTTドコモが2026年3月1日にスタートさせたサブスクリプションサービスです。
もともと「スゴ得コンテンツ」という名前で提供されていたサービスのリニューアルです。 チャージスポット使い放題は旧スゴ得時代の2025年11月5日に始まり、dバリューパスにも引き継がれています。
月額550円でできること・できないこと
まずはサービスの基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 550円(税込) |
| 無料期間 | 初回申込みから31日間無料(契約日当日から起算) |
| チャージスポット | 公式表記は「いつでも・何度でも・何時間でも使い放題」 |
| クーポン | 約900種類以上(コンビニ・飲食店・レジャー施設など) |
| コンテンツ | 約150種類(天気・乗り換え案内・ゲームなど) |
| d払い特典 | 200円以上の決済でdポイント最大100%還元(決済ごと上限700ポイント) |
| 必要なもの | dアカウント(ドコモ回線の契約は不要) |
| 解約 | 日割りなし(やめた日にかかわらず1か月分が満額) |
ここで注目したいのは月額550円(税込)という価格です。
チャージスポットを12時間借りると通常640円かかるので、月に1回そういう借り方をするだけで月額を上回ります。
逆に30分未満の利用が中心だと通常1回165円なので、話はまったく変わってきます。
この「借り方によって損得が逆転する」構造が、この記事の中心テーマです。
旧スゴ得コンテンツから何が変わったのか
以前からスゴ得コンテンツを使っていた人にとっては、値上げされたという印象が強いかもしれません。
| 項目 | 旧スゴ得コンテンツ | dバリューパス(2026年3月1日〜) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 418円(税込) | 550円(税込) |
| チャージスポット使い放題 | あり(2025年11月5日から) | 継続提供 |
| 映画館の割引クーポン | なし | あり(新規追加) |
| d払いのポイント特典 | なし | あり(新規追加) |
| クーポン・コンテンツ | 提供あり | クーポン約900種類・コンテンツ約150種類 |
月額は132円上がりました。
ただし、使い放題は値上げ前からの特典なので、レンタル代をそのまま「値上げで増えた価値」とは数えられません。
旧スゴ得から継続する人は追加特典を使うか、新しく申し込む人は月額550円が自分の利用に見合うかで判断してください。 出典:ドコモの2025年11月5日発表。
ドコモ回線がなくても契約できる
意外と知られていませんが、ドコモ回線がなくても契約できます。
公式サイトにも「ドコモユーザー以外もOK」と明記されていて、必要なのはdアカウントだけです。
格安SIMを使っている人でも、他キャリアの人でも申し込めます。
チャージスポットの使い放題だけを目的に契約する人にとっては、ここが一番大きな安心材料になります。
\ ドコモ回線なしでもOK・月額550円で使い放題 /
dバリューパスの詳細を見る →【独自試算】チャージスポットで元が取れる最小利用回数
ここからが本題です。
最初にお伝えしておくと、この章の比較対象は「都度払い」だけです。
チャージスポット公式のサブスク「ChargeSPOT Pass」を含めた三者比較は次の章で扱います。
順番に読み進めていただくと、結論が一段ずつ変わっていくのがわかるはずです。
まず前提となる通常料金を確認します。
チャージスポットの料金は借りた時間に応じて段階的に上がるしくみで、以下は2025年5月改定時点の料金です。
全区分の料金表と借り方の手順はチャージスポットの使い方と料金表の記事で詳しく解説しています。
この料金を使って、月額550円を上回るのに何回借りる必要があるかを時間帯ごとに計算しました。
| 1回の利用時間 | 通常料金 | 元が取れる最小回数 | そのときの通常料金の合計 |
|---|---|---|---|
| 30分未満 | 165円 | 月4回 | 660円 |
| 30分〜1時間未満 | 330円 | 月2回 | 660円 |
| 1〜3時間未満 | 430円 | 月2回 | 860円 |
| 3〜6時間未満 | 500円 | 月2回 | 1,000円 |
| 6〜12時間未満 | 570円 | 月1回 | 570円 |
| 12〜24時間未満 | 640円 | 月1回 | 640円 |
※以下の試算は九州限定料金・特別料金・クーポン割引を除いた通常料金との比較です。 九州限定料金(2026年10月31日まで)では30分以上1時間未満が165円のため月4回、1時間以上24時間未満は月2回が都度払いとの分岐点です。 レンタル前にアプリの表示料金と使い放題の対象スタンドかどうかを確認してください。
6時間以上借りるなら月1回で元が取れる
表の下2行を見てください。
6時間以上なら月1回で元が取れます。
6〜12時間の利用は通常570円、12〜24時間なら640円です。
どちらも月額550円を1回で上回るので、月に1回でも長時間借りる習慣があるなら、それだけで払った分は取り戻せます。
たとえば朝から夜まで外出する日に借りて、帰宅前に返す。
この使い方を月1回するだけで、都度払いより安くなる計算です。
30分〜6時間なら月2回が分岐点
ここが一番多いパターンだと思います。
30分〜1時間(330円)、1〜3時間(430円)、3〜6時間(500円)の3つの区分は、いずれも月2回借りると550円を超えます。
それぞれ2回分の通常料金は660円、860円、1,000円です。
つまりこの帯にいる人は、月2回借りるかどうかが判断の境目になります。
注意したいのは3〜6時間の1回利用が500円という点です。
月1回だけだと550円に50円足りず、元は取れません。
「惜しいけれど届かない」という微妙な位置にいるので、月1回で止まりそうな人は次の章の比較まで読んでから決めてください。
30分未満の短時間中心なら月4回以上でないと元が取れない
逆に、使い放題が向かないケースもはっきり出ました。
30分未満の利用は1回165円です。
月3回借りても495円で、550円には届きません。
30分未満の利用なら月4回以上借りて、はじめて660円となり元が取れます。
コンビニで借りてすぐ返す、電車の移動中だけ使う、といった短時間の使い方が中心の人は、この点をよく確認してください。
当サイトはチャージスポット関連の記事を7本運用していますが、読者の検索でとくに多いのは「クーポンコード」や「安く使う裏ワザ」といった、支払いを抑える方向の関心です。
少しでも安く済ませたいという人が多いからこそ、この「月4回」というラインは正直にお伝えしておきたいところです。
急速充電対応の新型バッテリーで「月4回」のハードルは下がった
ただし2026年6月から、この「30分未満」の帯の価値を大きく変える動きがありました。
急速充電に対応した新型バッテリー(容量8,000mAh・最大出力22.5W・USB PD対応)の国内展開が、利用料金据え置きで始まったのです。
正直にいうと、筆者は以前、ChargeSPOTをあまり使っていませんでした。
旧型は実際の給電が5W前後にとどまることも多く、30分借りてもほとんど充電が進まなかったからです。
新型なら、筆者のスマホでは残量が少ない状態から30分で50%前後まで充電できることもあります。
「電車に乗っている間だけ借りて、降りた駅で返す」という30分未満のレンタルが、はじめて実用的な選択肢になりました。
30分で実用的な量を充電できるなら、「ちょい借り」の回数は自然と増えます。
筆者自身、新型に当たるようになってから利用回数が増えており、月4回というラインは以前より現実的な数字になったと感じています。
設置機は新旧が混在しているので、急速充電を狙うならバッテリー本体の表記(8,000mAh/22.5W)を確認してから借りてください。
なぜ「12時間で640円」の例だけでは判断できないのか
通常料金では12時間以上24時間未満のレンタルが640円です。 dバリューパスは月額550円を払ったうえで、対象レンタルの時間料金が追加されない特典です。
ただし、12時間借りるケースだけで自分にも得かどうかは決められません。
たとえば朝から夜まで出かける日と、短時間だけ充電する日では利用料金が変わります。
自分の利用時間と回数を組み合わせて比べましょう。
ふだんの使い方は「30分だけ充電したい」「打ち合わせの2時間をしのぎたい」といった短めの利用が中心になりがちです。
そしてその帯だと、必要な回数は1回ではなく2回、あるいは4回に増えます。
つまり640円の例だけを見て判断すると、自分の実際の使い方より有利な前提で計算してしまうことになります。
だからこの記事では、6つの時間帯すべてについて回数を出しました。
自分がどの行にいるかを先に決めてから、損得を見てください。
dバリューパス vs ChargeSPOT Pass vs 都度払い:三者で最安が入れ替わる
ここまでは都度払いとの比較でしたが、チャージスポットには公式のサブスク「ChargeSPOT Pass」もあります。
この2つのサブスクは料金のしくみがまったく違うので、条件によって最安が入れ替わります。
3つの料金構造を並べて理解する
まず、それぞれの特徴を並べます。
| 項目 | dバリューパス | ChargeSPOT Pass | 都度払い |
|---|---|---|---|
| 料金 | 月額550円の定額 | 1回ごとに390円が加算・月額上限2,340円 | 借りた時間に応じて165円〜 |
| 使わない月 | 550円が発生 | 390円が発生 | 0円 |
| 1回の利用時間 | 公式表記は制限なし | 最長48時間・超えると390円追加 | 時間に応じて加算 |
| 回数の上限 | 公式表記は制限なし | 月額2,340円で打ち止め | 上限なし(払うだけ) |
| 加入方法 | dアカウントで申込み | チャージスポットアプリからのみ | 不要 |
| 支払い方法 | ドコモ回線以外も可 | クレジットカードのみ | 複数の決済方法に対応 |
| チャージスポット以外の特典 | クーポン・コンテンツなど多数 | なし | なし |
大きな違いは2つあります。
ひとつは、ChargeSPOT Passが「1回ごとに390円が積み上がる」しくみだという点です。
定額のように見えて、実際は使った回数に応じて月額が増えていきます。
もうひとつは、dバリューパスにはチャージスポット以外の特典が付いてくる点です。
これは後の章で金額に換算します。
Pass単体の損益分岐をもっと細かく知りたい人はChargeSPOT Passの損益分岐を計算した記事を先に読んでみてください。
利用パターン別・最安判定マトリクス
3つの方式を、月の利用回数と1回の利用時間で並べて、それぞれのマスで一番安くなる方式を判定しました。
| 1回の利用時間 | 月1回 | 月2回 | 月3回 | 月4回 | 月6回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 30分未満 | 都度165円 | 都度330円 | 都度495円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 |
| 30分〜1時間未満 | 都度330円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 |
| 1〜3時間未満 | Pass 390円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 |
| 3〜6時間未満 | Pass 390円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 |
| 6〜12時間未満 | Pass 390円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 |
| 12〜24時間未満 | Pass 390円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 | dバリューパス550円 |
※各マスは3方式のうち最も安い金額を示しています(九州限定料金・特別料金・クーポン割引を除く)。2025年5月改定時点の通常料金と、2026年9月時点の各サブスク料金で計算しています。
表を眺めると、右下に向かってdバリューパスが一気に広がっていくのがわかります。
月1回・長時間だけならChargeSPOT Passのほうが安い
まず正直にお伝えすべき部分から書きます。
月1回・長時間だけならChargeSPOT Passのほうが安いです。
1回390円で48時間まで借りられるので、12時間借りても24時間借りても390円で済みます。
都度払いなら640円、dバリューパスなら550円ですから、月1回しか借りないならPassが最安です。
また30分未満の短時間しか借りない人は、月3回まで都度払いが最安です。
3回で495円ですから、550円のdバリューパスより安く収まります。
この帯の人が月4回以上借りるようになると、はじめてdバリューパスに反転します。
サブスクを使わずに安く済ませる方法もあわせて検討したい人は、チャージスポットを安く使う裏ワザをまとめた記事も参考になります。
月2回以上ならdバリューパスに切り替わる
一方で、月2回以上・1回30分以上という条件になると景色が変わります。
たとえば月2回、1回12時間借りる人の場合。
都度払いなら1,280円、ChargeSPOT Passなら780円、dバリューパスなら550円です。
差額は都度払いと比べて730円、Passと比べて230円になります。
月3回・1〜3時間の利用なら、都度払い1,290円に対してdバリューパスは550円です。
毎月740円の差が出るので、1年で8,880円ほど変わってきます。
回数が増えるほど差は開きます。
Passは月6回で上限の2,340円に達しますが、dバリューパスは何回借りても550円のままです。
1年で見るとどのくらい変わるか
月あたりの差は数百円なので、ぴんとこない人もいると思います。
そこで代表的な4パターンを12か月分に換算しました。
| 使い方 | 都度払い(年間) | ChargeSPOT Pass(年間) | dバリューパス(年間) | 次に安い方法との差 |
|---|---|---|---|---|
| 月2回・1回30分〜1時間 | 7,920円 | 9,360円 | 6,600円 | dバリューパスが1,320円お得 |
| 月3回・1回1〜3時間 | 15,480円 | 14,040円 | 6,600円 | dバリューパスが7,440円お得 |
| 月2回・1回12〜24時間 | 15,360円 | 9,360円 | 6,600円 | dバリューパスが2,760円お得 |
| 月1回・1回12〜24時間 | 7,680円 | 4,680円 | 6,600円 | Passが1,920円お得 |
※九州限定料金・特別料金・クーポン割引・初回無料を除き、通常料金と2026年9月時点の各サブスク料金で12か月分を単純計算した金額です。
一番差が大きいのは月3回・1〜3時間のパターンで、年間7,440円ほど変わります。
これくらいの頻度で借りている人なら、乗り換えを検討する価値は十分あるでしょう。
逆に一番下の行を見てください。
月1回・長時間の人はPassのほうが年間1,920円安くなります。
自分がこの行に近いなら、dバリューパスに入る理由はチャージスポット以外の特典にあるかどうかで判断することになります。
\ 1回30分以上を月2回なら月額550円 /
dバリューパスを申し込む →チャージスポット以外の特典を金額換算すると実質いくらか
ここまではチャージスポット単体で計算してきました。
ただdバリューパスには他の特典も付いてくるので、それも足して考えると判断が変わる人がいます。
映画館クーポンで最大500円回収できる
チャージスポット以外でわかりやすいのは映画館の割引です。
ドコモ公式のサービス紹介では、映画チケットの500円割引が案内されています。
対象の映画館・券種・購入条件は会員ページで確認してください。 出典:ドコモ公式のサービス紹介。
そのため「月1回映画を観れば550円のうち500円が戻る」という計算は、対象の映画館で実際に使えた場合にかぎって成り立つ話として受け取ってください。
映画をまったく観ない人には関係のない特典です。
クーポン約900種類・コンテンツ約150種類の中身
特典を金額に換算してみます。
| 特典 | 内容 | 月あたりの金額換算 |
|---|---|---|
| チャージスポット使い放題 | 月2回・1回1〜3時間なら通常860円 | 860円(利用ペース次第) |
| 映画館クーポン | 対象チケット500円割引(映画館・券種の条件あり) | 月1回観るなら最大500円 |
| クーポン約900種類 | コンビニ・飲食店・レジャー施設 | 使った分だけ(0円〜) |
| d払いのポイント特典 | 200円以上の決済でdポイント最大100%還元 | 決済ごと上限700ポイント(抽選) |
| Amazonのポイント特典 | dポイント最大5倍還元(Amazon dポイントボーナスday) | 月間上限600ポイント |
| タワーレコードオンライン | 1,000円以上の購入で送料220円オフ | 使えば220円 |
チャージスポットを月2回・1〜3時間で使う人なら、それだけで860円分になります。
そこに映画を1回加えると1,360円相当となり、月額550円との差は810円です。
ここまで積み上げられるなら悪くない買い物だと思います。
d払いのポイント特典は抽選なので期待値で見ない
ただし、期待しすぎないほうがいい特典もあります。
d払いのポイント還元は「外れなしの抽選」という形式で、200円以上の決済で最大100%が戻るしくみです。
上限は決済ごとに700ポイントですが、あくまで抽選なので毎回まとまったポイントが返ってくるわけではありません。
1ポイントだけの月もあり得ます。
損得の計算に組み込むなら、この特典は「たまに当たると嬉しいおまけ」として見ておくのが安全です。
サブスクに入らずにチャージスポットを安くする方法も知っておきたい人は、あわせて安く使う裏ワザの記事を確認しておくと選択肢が広がります。
使い放題の落とし穴:ライセンスコードと対象外スタンド
「いつでも・何度でも・何時間でも」と聞くと、契約するだけで自動的に使い放題になると思うかもしれません。
実際にはいくつか手続きと制限があります。
契約したあとに「思っていたのと違った」となりやすいポイントなので、先に確認しておきましょう。
ライセンスコードは毎月の取得が必要
ここが一番の落とし穴です。
公式に案内されている手順では、ライセンスコードは毎月の取得が必要です。
dバリューパスの会員ページで「今月のコードを取得」を選ぶとライセンスコードが表示され、それをチャージスポットのアプリに入力すると使い放題ユーザーに切り替わります。
専門メディアの解説によると、このコードは取得した日にかかわらずその月の末日で切れるとされています。
つまり月が替わったら、また取得して入力し直す作業が必要になります。
年に12回この作業が発生する計算です。
入力を忘れたまま借りてしまうと通常料金がかかるため、月初に済ませる習慣をつけておくのが無難でしょう。
招待コード・クーポンコード・ライセンスコードは別物
チャージスポットには「コード」と呼ばれるものが複数あって、これがかなり混乱を招きます。
| コードの種類 | どこで手に入るか | 何がもらえるか | 有効期限 |
|---|---|---|---|
| 招待コード | すでに使っている人からの紹介 | 1時間分の無料レンタル(330円相当) | 受け取ったクーポンごと |
| クーポンコード | アプリ内の配布やキャンペーン | 割引や無料時間 | クーポンごと |
| ライセンスコード | dバリューパスの会員ページ | 使い放題の有効化 | 取得した月の末日まで |
混同しやすいのは、招待コードとライセンスコードです。
招待コードは1回きりの割引で、dバリューパスとは無関係です。
CHARGESPOTアプリを利用したことがない人が、まず1回だけ試す場合の選択肢です。 利用経験のある人は招待対象外で、九州では利用料金から330円を割り引く方式です。
入手方法はチャージスポットのクーポンコードと招待コードをまとめた記事で解説しています。
一方ライセンスコードは、dバリューパスの使い放題を有効にするための鍵です。
割引をもらうためのものではありません。
何台まで借りられる?公式案内では同時1台
回数の制限はありませんが、同時に借りられる台数には制限があります。
複数の専門メディアは、公式案内では同時1台までと解説しています。
つまり1台借りている間は、返却するまで次の1台を借りられません。
家族の分をまとめて借りる、といった使い方はできない前提で考えておきましょう。
また借りたまま返さないと次のレンタルに進めないので、返却場所が見つからないと困ることになります。
スタンドが埋まっていて返せないときの対処は返却できないときの対処法をまとめた記事にまとめています。
テーマパーク内など対象外スタンドがある
制限と注意点を一覧にします。
| 項目 | 内容 | 情報の出どころ |
|---|---|---|
| 同時レンタル台数 | 1台まで | 専門メディアの解説(公式案内として紹介) |
| 返却前の追加レンタル | 返すまで次を借りられない | 専門メディアの解説 |
| 対象外のスタンド | テーマパーク内など一部は使い放題の対象外 | 専門メディアの解説・報道 |
| 未返却・紛失・破損 | 補償金4,080円が請求される場合がある | チャージスポット公式 |
| 特別料金のスタンド | 一部スタンドは通常と異なる料金設定 | チャージスポット公式 |
テーマパークのように「充電が切れやすくて、しかもレンタル需要が高い場所」が対象外になっているのは、正直なところ痛いポイントです。
旅行やイベントでの利用をあてにして契約すると、当日になって対象外だと気づく可能性があります。
ふだんの生活圏で使うことを前提に判断するのが安全です。
31日間無料で解約したらどうなる?正直な回答
「31日間無料なら、合わなかったらすぐやめればいい」と考える人は多いと思います。
ここは事実を先にお伝えして、そのうえで判断の基準を示します。
31日以内なら料金は発生しない
公式サイトの表記どおり、初回申込みから31日間は月額使用料がかかりません。
契約日当日から起算して最大31日間で、31日を過ぎると自動的に継続されます。
この期間内にやめれば、料金は発生しません。
ただし解約に日割りはない
気をつけたいのはこちらです。
解約に日割りはありません。
やめた日にかかわらず、その月の料金は1か月分が満額かかります。
無料期間が終わったあとに「1週間使って合わなかった」とやめても、550円は戻ってきません。
数百円の話ではありますが、月初に契約して月末近くにやめるのと、月末に契約してすぐやめるのでは、支払いに対する納得感がかなり違います。
継続すべきかは「31日間で何回借りたか」で決める
では、無料期間中に何を見ればいいのでしょうか。
おすすめは、チャージスポットを実際に何回借りたかを数えておくことです。
| 31日間の利用実績 | 判断の目安 |
|---|---|
| 1回30分以上を月2回以上借りた | 継続したほうが毎月お得(都度払いより安い) |
| 6時間以上の長時間を1回でも借りた | 継続でほぼ元が取れる |
| 30分未満を月3回以下しか借りなかった | 都度払いのほうが安い(利用可能なクーポンがあれば併せて確認) |
| そもそも1回も借りなかった | チャージスポット目的なら継続の必要は薄い |
通常料金で1回30分以上を月2回以上使うペースが続くなら、月額550円は都度払いより安くなります(九州限定料金・特別料金・割引を除く)。
回数だけでなく、1回の利用時間と翌月も使う予定があるかを確認してください。
逆に借りる機会がほとんどなかった人は、無理に続ける理由はありません。
都度払いを選び、利用可能なクーポンがあるときに使う方法が向いています。 招待特典はアプリ未利用者向けなので、使い放題を試したあとに戻って使うことはできません。
使い方:申し込み手順とライセンスコードの取得方法
実際の手順は4ステップです。 dアカウントを持っていれば申し込み自体は数分で終わり、契約したその場で、今日のレンタルから使い放題を始められます。
1. dアカウントでdバリューパスに申し込む
まずdバリューパスの公式サイトから申し込みます。
必要なのはdアカウントだけで、ドコモ回線の契約は不要です。
dアカウントを持っていない人は、申込みの流れの中で作成できます。
2. 会員ページでライセンスコードを取得する
契約が完了したら、dバリューパスの会員ページでチャージスポット向けのページを開きます。 ライセンスコードは契約直後から取得でき、申し込んだその場で次のステップへ進めます。
「今月のコードを取得」を選ぶとライセンスコードが表示されるので、コピーしておきましょう。
このコードが使い放題を有効にする鍵になります。
3. チャージスポットのアプリにコードを入力する
次にチャージスポットの公式アプリを開き、マイページの「ライセンスコードをお持ちの方」から取得したコードを貼り付けて確定します。
入力が完了すると使い放題のユーザーに切り替わります。
ここまでを月が替わるたびに繰り返す必要がある、という点だけ覚えておいてください。
4. バッテリーを借りて、使ったら返す
あとは通常どおりの流れです。
アプリの地図でスタンドを探し、QRコードを読み取ってバッテリーを受け取ります。
返すときは空きスロットに差し込むだけです。
借り方と返し方の詳しい手順は使い方の記事にまとめてあるので、はじめて使う人はそちらも見てみてください。
dバリューパスとチャージスポットのよくある質問
申し込んだらすぐに使えますか?
はい。契約直後に会員ページでライセンスコードを取得し、チャージスポットのアプリに入力すれば、その場のレンタルから使い放題が適用されます。
dアカウントを持っていれば申し込み自体も数分で終わるので、スタンドの前で契約してそのまま借り始めることもできます。
ライセンスコードを入力し忘れたら通常料金になりますか?
使い放題が有効になっていない状態で借りると、通常のレンタル料金がかかります。
月が替わったあとにコードを入力し直していないと、この状態になります。
借りる前にアプリで使い放題が有効かどうかを確認しておくと安心です。
ライセンスコードはいつ取得すればいいですか?
月が替わったタイミング、つまり月初に取得するのがおすすめです。
取得した日にかかわらず、その月の末日で切れる仕様とされています。
月末に取得すると、数日後にまた取り直すことになってしまいます。
ドコモ回線がなくても契約できますか?支払い方法は何ですか?
ドコモ回線がなくても契約できます。
公式サイトにも「ドコモユーザー以外もOK」と書かれていて、必要なのはdアカウントだけです。
支払い方法は契約している回線の種類によって選べるものが変わるので、申込み画面で確認してください。
ライセンスコードの有効期限はいつまでですか?
専門メディアの解説では、取得した月の末日までとされています。
たとえば8月に取得したコードは、取得日が8月5日でも8月25日でも8月末で切れる、という説明です。
9月になったら新しいコードを取得します。
途中で解約したらその月は使えなくなりますか?日割りはありますか?
日割りはありません。
やめた日にかかわらず、その月の料金は1か月分が満額かかります。
解約するとコンテンツやアプリを利用できなくなる旨が公式に案内されています。 月額を払っていても、月末まで使えるとは限りません。 登録済みライセンスコードの扱いは個別の利用条件を確認してください。
ChargeSPOT Passとdバリューパスは併用できますか?
どちらもチャージスポットを安く使うためのものなので、両方に入る意味はほとんどありません。
ChargeSPOT Passは使わない月でも390円がかかります。
dバリューパスの使い放題を使うと決めたなら、Passは解約しておいたほうが無駄がありません。
使い放題の対象外スタンドはありますか?同時に2台借りられますか?
テーマパーク内など、一部のスタンドは使い放題の対象外とされています。
また同時に借りられるのは1台までと案内されています。
2台目を借りたいときは、先に借りているバッテリーを返す必要があります。
31日間の無料期間だけで解約できますか?
初回申込みから31日以内にやめれば料金は発生しません。
ただし解約に日割りはないため、無料期間を過ぎてからやめると、その月は1か月分がかかります。
判断の目安は回数と1回の利用時間です。
通常料金で1回30分以上を月2回以上使うペースが続くなら、都度払いより安くなります(九州限定料金・特別料金・割引を除く)。
1回も借りなかった人は、無理に続ける必要はありません。
まとめ — dバリューパスを契約すべき人・見送るべき人
重要なポイントを整理します。
・月額550円(税込)で、初回31日間は無料。ドコモ回線がなくても契約できる
・通常の都度払い比では6時間以上なら月1回、30分以上6時間未満なら月2回、30分未満なら月4回以上で元が取れる(九州限定料金・特別料金・割引を除く)
・月1回・長時間だけならChargeSPOT Passの390円が最安。30分未満なら月3回まで都度払いが最安
・ライセンスコードを毎月取得してアプリに入力する手間がある(当月末で失効)
・同時に借りられるのは1台まで。テーマパーク内など対象外のスタンドもある
この記事では、利用時間と回数に応じて通常料金・ChargeSPOT Pass・dバリューパスを比較しました。
その観点でいうと、判断はかなりはっきり分かれます。
月1回以下・30分未満の利用が中心なら、通常の都度払いが安くなります。
無理にサブスクに入る必要はありません。
通常料金のスタンドで1回30分以上を月2回以上使う人には、3方式の比較でdバリューパスが安くなります(九州限定料金・特別料金・割引を除く)。
対象スタンドでライセンスを有効化していれば、月額550円の範囲で繰り返し借りられるのが利点です。
まずは31日間の無料期間で、自分が月に何回借りるのかを数えてみてください。
1回30分以上を月2回以上使うペースが続くか、借りた時間もあわせて確かめましょう。
通常料金で1回30分以上を月2回なら、3方式でdバリューパスが最安
通常330円×月2回=660円に対し、dバリューパスは月額550円。 この利用ペースが続く人に向いています。 九州限定料金・特別料金・割引は比較対象外です。 初回31日間無料。契約後は毎月ライセンスコードを取得し、借りる前にアプリで有効化してください。
dバリューパス公式サイトを見る →




